冬ゴルフを“賢く”楽しむために
冬のゴルフは実は嫌いではない。まだ日が出る前に家を出て、ゴルフ場に向かっている時に日の出を眺めたりるのが結構好きだったりする。ティグラウンドが凍っていてティが刺さらないのも、ちょっとワクワクする。ただ、そんな好奇心も寒さには勝てない。
ということで、私の周りの女子ゴルファーがみんな“最高にいい!”と言っている発熱するグローブ、ミズノの「サーマグリップ」を使ってラウンドしてみた。
まずは朝イチの練習場に早速着用。普段は左手しかグローブをつけないのだが、この日は両手に着用。右手で写真を撮っているので左手しか写っていないが、ちゃんと両手に着用している。
この日の朝の気温は0度。一時うっすらとみぞれも降って、まさに冬ゴルフにもってこいの日だった。ゴルフ場の練習場でまじまじと見てみる。
指の関節に設けられている伸縮素材のおかげで、クラブを握ったときにも突っ張るような違和感はない。また、普通のグローブに比べれば多少厚みはあるものの、手へのフィット感がその厚さを感じさせない作りとなっていた。
実際に球を打ってみても、普段使うグローブと比べ、やや厚みはあるものの、さほど違和感はなかった。そしてその暖かさ。これをつけている間に一度も「手が冷たい」という意識にならなかった、ということは手が冷えることがなかったということだ。
あとでよく見てみると、普通のグローブにはない“手首部分”があり、アウターとグローブの間の冷たい風が入ってきやすい手首部分もしっかりと保温してくれていた。
「両手グローブってぶっちゃけどうなの?」という意見もあると思うが、私には意外な発見があった。冬ゴルフで左手だけのグローブだと、私は乾燥によって右手が荒れてしまうのだ。そのたびにハンドクリームをつけるのだが、今度はハンドクリームですべって上手く打てないという悪循環に陥ることが多かった。
その点、両手のグローブだと保温とともに乾燥からも守られているため、右手だけが荒れるということもなく、ハンドクリームによってグリップがすべることもなかった。これはとても意外な発見!
私の冬ゴルフのいい相棒になってくれそうなサーマグリップ。レディスだけでなく、メンズもあるので、末端の冷えが気になる方、冬の手荒れが気になる方にはぜひ一度、試してみてほしい。