タイガー・ウッズは赤いシャツ、リッキー・ファウラーはオレンジのウェアを最終日に着用するなど「色」でゲンを担ぐプロは多い。そこで今回はプロがやっている色にまつわるゲン担ぎを紹介しよう。
「白ティは絶対に使わない」田村尚之
2016年シニアツアー賞金ランク4位になった田村尚之は白ティは使わない。理由は白ティがOB杭(白杭)を連想させるから。
「普段はなるべく黄色ティを使っています。スコアがいいときはなるべく何もかえない。ボールもグローブも通る道も。調子がいい日のウェアを最終日に着ることもあります」(田村)。
「試合のときは赤い下着」高橋勝成
ツアー通算10勝、現在もシニアツアーで活躍する高橋勝成は、試合のときは必ず赤い下着を着用する。
「20年以上赤い下着をはき続けています。ブランドやメーカーにこだわりはなく、赤は元気の源です」(高橋)。
「ドラコン日本大会は6年連続で上下黒ウェア」南出仁寛
日本屈指のドラコン王・南出仁寛はドラコン日本大会では、6年連続で上下とも黒のウェアを着用している。
「ドラコン日本大会は上下黒ウェア、ソックスを上げる、靴のヒモを結び直す、ジャンプを10回するなどゲンはたくさんある。日本大会最長飛距離414ヤードは数々のゲンから生まれました」(南出)
と、プロはまさに「色々」なゲン担ぎをしている。その人のこだわりも伝わってくるゲン担ぎ、みなさんも取り入れてみてはいかがだろうか。
(週刊ゴルフダイジェスト2017新春合併号より)