プロの間で評判がいい‼ キャロウェイ「EPIC」
皆さまご無沙汰しております。男子ツアーはシンガポールで今季の初戦が始まりました。アダム・スコット、セルヒオ・ガルシア、アーニー・エルスら豪華メンバーがシンガポールのセントーサGCに集結しております。
わたくしもこの灼熱の地で新しいネタをかき集めているのですが、練習日を終えて感じたのはキャロウェイの新しいドライバー「EPIC」がプロの間でかなり評判がいいということ。契約プロの深堀圭一郎は早速EPIC SUB-ZEROにチェンジ。石川遼もEPIC STARを投入間近の模様。
驚いたのは契約外の選手がいきなり新しいドライバーを実戦投入したということです。契約外の選手でEPICに変えたプロは二人いて、一人は増田伸洋、こちらはSUB-ZEROを使っています。
昨年賞金王池田勇太も「EPIC」にチェンジ
もう一人が昨年の賞金王の池田勇太です。池田勇太と言えば、昨年使用していたプロギアの「RS F」ドライバーがR&A(英国ゴルフ協会)が規定する「適合ドライバーヘッドリスト」から除外されのは記憶に新しいですよね。ちょうどいいドライバーを探していたところにこのドライバーがはまったわけです。
今週の月曜日会場入りした池田はキャロウェイのスタッフからEPICを手渡され、「EPIC SUB-ZERO」「EPICスタンダード(日本未発表)」「EPIC STAR 」の3種類をすべて試しました。
「EPIC SUB-ZERO」から「EPIC STAR」にいくにつれてやさしいモデル。そしてインパクトの音はそれにつれて高くなります。池田勇太はSUB-ZEROの少し低めの音が好きで、それも決め手になったようです。
「初速が速くなっているんですけど、スピン量は変わらず安定しています。初速が上がった分だけ飛距離が伸びている。練習ラウンドで一緒に回っていた正岡竜二プロが勇太が飛んでいるのを見て驚いていました」(キャロウェイスタッフ)
XRのSUB-ZEROに比べたらやさしめなモデルのようで、「X-HOTのドライバーに近いと思う」(深堀圭一郎)とのこと。ちなみに池田勇太は、スプーンとクリークもこのエピックにスイッチしました。
そういえばローリー・マキロイも2017年の初めての試合でこのエピックにしていましたね。いろんなドライバーを試してその結果のチョイスだったようです。まあ球を打ちすぎて疲労骨折したみたいですが…(;_:)
このドライバーは“EPICメーカー”になるのか!?
お後がよろしいようで…( 一一)
写真/有原裕晶