2017年1月25日、タイガー・ウッズがテーラーメイドと複数年契約を結んだことがわかった。使用するクラブはなんなのか? タイガー本人や関係者のツイッター、そして同社のニュースリリースから、その契約の「中身」を探っていこう。

画像: Tiger Woods on Twitter twitter.com

Tiger Woods on Twitter

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上はタイガーの公式ツイッター。「数カ月にわたり、すべてのブランドをテストして選びぬいた後、選んだのはテーラーメイドだった。ファミリーに加われることを誇りに思う。TW」と、日本時間2017年1月25日夜10時25分、つぶやいた。

「大きな決断をした」と意味深な発言をしたことは既に報じた通りだが、大方の予想通り、その“決断”とはテーラーメイドとの契約を指したものであったようだ。

相前後して、テーラーメイドからタイガーとの複数年契約に関するニュースリリースが配信された。

「ウッズは今後、テーラーメイドのドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジを使用します。チーム・テーラーメイドは既に、最高のパフォーマンスを発揮する製品を手に全世界で戦う強力なツアー・スタッフで構成されていますが、 ウッズが加わることによって、その勢いをさらに加速させていきます」(ニュースリリースより)

ドライバーは「旧M2」、フェアウェイウッドは「新M2」と「新M1」

画像: Jonathan Wall on Twitter twitter.com

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PGAツアーのゴルフライター、ジョナサン・ウォールによれば、タイガーが「契約初戦」であるファーマーズインシュランスオープンで使用するのは2016年モデルの「M2」ドライバーに、2017年モデルの「M2」の3番ウッド、それに2017年モデルの「M1」の5番ウッドだそう。

「ウッズは、テーラーメイドのメタルウッド、アイアン、ウェッジを手に戦っていきますが、実際に使用するモデルについては、今後テーラーメ イドと共同で広範囲に及ぶテストを経たうえで決定します。また、ウッズはテーラーメイドのクラブ開発エンジニアと共同で自らのアイディアが反映された新しいアイアンを開発し、将来的にツアーで使用していく予定です」(ニュースリリースより抜粋)

どうやらアイアンに関しては納得のいくものができ次第、切り替えるということのよう。これは、ブレードアイアンに強いこだわりを持つタイガーならではと言えそうだ。引き続き、アパレルはナイキのものを着用するという。

怪我が癒え、新しい武器も手に入れた。準備万端でツアーに復帰するタイガーの復活、そして再びメジャーの舞台で大活躍する姿を楽しみにしたい。

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