何かと話題の米大統領ドナルド・トランプ氏。安倍晋三首相とのゴルフ終了し、メディアにも取りざたされている。トランプ大統領は「一緒に昼食をとるよりゴルフコースを回ったほうが相手を知れる」と述べている。この意見、皆さんはどう思うだろうか?
首脳同士は信頼関係がすべて。ゴルフで信頼関係を築けるか
就任してから何かと話題に事欠かないトランプ大統領。日米首脳会談の翌日にフロリダで安倍首相とゴルフをした。しかも、1ラウンドの予定が1ラウンドの上におかわりでさらにハーフ。トランプ大統領がいかにゴルフ好きかが分かった。
ラウンド前に「上手いかどうかは問題ではなく、安倍首相は(ゴルフを通じて)私のパートナーになるだろう」とラジオのインタビューに答えたトランプ大統領。
1957年、第34代米国大統領のドワイト・アイゼンハワー氏が、安倍首相の祖父である岸信介元首相とバーニング・ツリー・カントリークラブでゴルフをして日米同盟の基礎を築いたことは有名な話だ。
その際アイゼンハワー氏はこう述べている「大統領や首相になると嫌なやつとも笑いあいながらテーブルを囲まなければならないが、ゴルフだけは好きな相手とでなければできないものだ」と。
たしかに、知らない相手とでも1日楽しく過ごせるのはゴルフの大きな魅力だし、18ホールをプレーするとなればまるまる半日はともに過ごすことになる。ここでみなさんに質問だ。
1日一緒にゴルフをすれば、その人のことはだいたいわかると思いますか?
「私はランチの場ではまとまらなかった話をゴルフの場でまとめたことがある」というトランプ大統領。ゴルフ外交では、いい話もスコアもまとまるといいのだが……。