いつまで経っても100が切れない……。そんな悩めるゴルファーの気持ちが分かる「万年目標100切り女」が送る、練習器具のお試し企画。今回は「手首の角度」を自分で意識することができる練習器具“リストジャッジ”を試してみた。
手首の角度は自分じゃなかなか見られない
「トップまではアドレスで作った手首の角度をキープする」なんて本で読んだけど、その意味がいまいちわからない。そもそも目の前に鏡でもなければ手首の角度を確認しながらトップまで上げるなんて無理じゃないのだろうか。
そう思って試してみたのがこのリストジャッジ。右打ちであれば左手、左打ちであれば右手に装着します。裏についている穴に中指を通し、バンド部分を手首に巻き付けるだけで装着完了。
一体どういう原理で音が鳴るのかと思ったら、手首が外側に曲がることによって、中央の黒い部分に入っている薄い板が“ペキッ”となるのだ。
トップで手首が外側に折れてしまうたびに“ペキッ”と音で知らせてくれるので、確かにこれなら自分の手首を見ずとも手首の角度を確認することが可能だ。
アッチコッチに球が散らばることが多かった私だが、これを付けて手首の角度を意識して練習をすると、確かに散らばりが少なくなった……と思う。
練習場ではこれを付けて練習していれば、100を切る日もそう遠くない、ような気がする。飛ばせなくても方向性が定まることは大切だ。自分のショットの方向性にお悩みの方、ぜひ一度使ってみてほしい。