国内外通算で113勝を挙げたジャンボ尾崎こと尾崎将司。元プロ野球の投手であるジャンボは今までは利き手の右手が強く、右手を抑えて打っていたが、ここにきて右手を“解禁”すると発言。「右手の力」を最大限に生かしたアイアンショットの秘訣を聞いてみよう。

インパクトの瞬間に一気に手首を開放する

ジャンボの言う「右手の力」とはどういう力なのだろうか。本人に聞くと「右手の力とは、右手首の力。もっと言えば、手首のスナップの力だよ。ピッチャーと一緒で、リリースまで手首の角度を“グーッ”とためておいて、ボールを離す瞬間に“ビュッ”と一気にスナップを使う。あの手首の使い方が、スウィングにも有効なんだ」という答えが返ってきた。

野球のピッチャーが球を投げる時の右手の使い方と一緒。野球の投手は、ひじ→手首と順番にリリースする。手首をギリギリまでタメておくほど速い球が投げられる。

画像: 野球の手首の使い方をゴルフに応用

野球の手首の使い方をゴルフに応用

右手を使うといっても、「手打ち」ではダメで、当然、体の回転と連動して右手を使っている。また、右手でボールを叩くだけでなく、フォローまでヘッドを押し込んでいくことで、球の強さ、直進性がアップするという。

画像: しっかり押し込むことで球の強さ、直進性がアップ

しっかり押し込むことで球の強さ、直進性がアップ

右手首のリリースを最後の最後まで我慢することで、特にアイアンでハンドファーストにしっかりボールを上からとらえられるという。もちろん、この手首の使い方はアイアンだけじゃなく、ドライバーの飛距離にも直結する。

(月刊ゴルフダイジェスト4月号より抜粋)

This article is a sponsored article by
''.