レギュラーとシニアの2つのツアーを股にかけて活躍する室田淳。そのバッグの中身を拝見! そこには鉄人・室田のこだわりがぎっしり詰まっていた。
飛距離をカバーするためのクラブ選び
180センチ、80キロの体格を活かし、レギュラーツアーとシニアツアーの二足の草鞋を履いて活躍を続ける61歳の室田淳。しかしそんな鉄人でも、年齢を重ね、徐々に体力の衰えを感じたとき、それをクラブでカバーするようになったという。
「クラブは、構えたときの安心感が得られるものが好きです。具体的には、フェース面がちょっと見えるくらいの形が好み。余分な力が入らずに打てるので、振り抜きがよくなるんです。求める弾道は、強くて直進性がある球。『あ、飛んでいるな』という感覚が出せるドライバーは心強いですね」
3番、4番アイアンの替わりにUTを投入
最近は、シニアの試合でもコースの距離が伸びている。そのため、長いパー3で確実に乗せるようにアイアンをUTに替えたという室田。これも飛距離をカバーするためのひとつの方法だ。
「3番、4番アイアンの代わりにUTを入れました。アイアンよりも弾道が高いので、グリーンで球が止まってくれます。220~230ヤードのパー3で多く活躍してくれるんです」