交換の手順は簡単。ボールもオマケでついてきた
交換の手順は簡単。プロギアの専用サイトから、受付フォームに必要事項を入力するか、電話で交換の申込みを行う。そうすれば、クラブ発送用の箱が送られてくるので、手元の『RS-F』を梱包して、ヤマト運輸に引き取りに来てもらう。そうすれば、新しいヘッドを装着した交換品が送られてくる仕組みだ。
交換はヘッドのみなので、クラブを送るとそれまで自分が使用していたシャフトにヘッドを付け替えて送られてくる。たとえば、自分の好みで別のグリップに交換していたとしても、そのグリップはそのまま継続して使用できるわけだ。
実際にヘッド交換を申請したところ、手間もそれほどかからず、交換品が届いてきた。迅速な対応に好感が持てる。さらにお詫びの品として、プロギア『RSスピン』ボールが1ダース同梱されているという神対応だ。
ちなみにこの『RSスピン』は、「プロが求める「飛距離」と「スピン性能」を実現した高性能ボール。柔らかくなった「新ソフトウレタン薄カバー」が、スピン性能をさらに向上」(※プロギアWEBサイトから)という、高機能ボールだ。
メーカーであるプロギアからは、「今回のRS-Fの件につきまして、愛用いただいていたユーザーの方にご迷惑をおかけし、かつ交換開始までお時間がかかってしまったことに対して大変申し訳なく思っております。できる限りの対応をさせていただきたいと取り組んでいる所存です」というコメント。知らずに競技に出て、失格といったことにならないよう、ヘッド交換の周知を進めているという。
“交換ヘッド”のボール初速は十分に速かった
交換前、交換後の両モデルがこちら。右が交換モデルだ。見た目の印象は異なるが、よく見るとカラー以外のヘッド形状などは同じであることが分かる。
気になる性能だが、弾道計測器を使って検証したところ、ボール初速に関しては、ほぼ変わることはなかった。これは、飛び性能が気に入って購入したユーザーには嬉しい結果ではないだろうか。交換品ヘッドもボール初速の速さを感じる飛びヘッドだった。
ヘッドの形状や操作感なども変わらず、構えたときは区別がつかないほど。ユーザーはそのまま違和感なく移行できそうだ。プロギア契約プロたちと、同じヘッドが使えるのも嬉しいところだろう。
交換プログラムは継続中。まだルール不適合裁定やヘッド交換について知らなかったユーザーは、WEBサイトをチェックして、早めの申込みをおすすめしたい。
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