スタンス幅を変えて練習してみよう
フェアウェイウッドが正確に打てれば、パー5のセカンドショットはもちろん、ミスして距離の残ってしまったパー4、距離の長いパー3と、様々な状況で心強い武器になるが、長い分その取り扱いは難しい。そこで、スタンス幅を変えることで、正確なインパクトを身につけることができる練習方法を紹介。
「まずはスタンス幅は狭め、ヘッドが入らないくらいに構えます」(内藤コーチ、以下同)

クラブが入らないくらい狭めのスタンス幅からスタート!
「クラブの振り幅は腰から腰までのスウィングを練習します」

「多くのアマチュアゴルファーは、ダウンスウィングからすぐに球をつかまえようとするため振り遅れ、そこからボールをつかまえようとするので、フック回転のボールになってしまいます。リリースポイントで振り遅れないように、ヘッドを早く戻すようにしてください」
「次に、スタンス幅をもう少し広げます」

先ほどよりは広めに、通常のスタンスよりはやや狭いスタンスで
「クラブの振り幅は肩の下(脇ぐらい)から、フォローでも肩の下くらいまでのスイングで、同じく、リリースポイントに気をつけながら打ちます」

「最後に、スタンスは通常の幅で構えます」

通常のスタンス幅に戻し、リリースポイントだけに気をつけて打てば正確なインパクトを得られる
「大きな体重移動や、強く当てることを意識せず、リリースポイントだけに気をつけて打つようにしてください」
※レッスン番組「あすゴル!」より

ないとう・ゆうじ 1969年生まれ。日本大学在学中にアメリカに留学。最先端のゴルフ理論を日本に持ち帰ると、丸山茂樹のPGAツアー3勝をサポート。ツアープロコーチの概念を日本に根付かせた。今回の記事は、ゴルフネットワークで放送/配信中の「あすゴル!」より