自分好みの弾道が打てるドライバーをチョイス
昨シーズンの終盤から、本来の持ち味である攻撃的なゴルフを取り戻しつつある比嘉真美子。比嘉といえば「ドライバー」を思い浮かべる人も多いが、そんな彼女が選んだ1本は、話題のエピックではなくXRだった。
「ドライバーの飛距離は大事ですが、自分が思っている弾道が打てるかどうかを重視しています。迷わずに振り切ることができれば、大きなミスにはなりません。

打ちだし角を確保しやすく、余計なスピンが抑えられる。ボールの直進性が高く、キャリーもトータル飛距離も伸びた。ドライバー「キャロウェイ XR16」
完全復活の鍵は、3本のウェッジが握る
ドライバーで飛ばして、攻めるスタイルが印象深い比嘉だが、実はショートゲームを非常に重要視している。完全復活を証明するにはあとは優勝だけ。そのためには、3本のウェッジの役割は大きい。
「自分のフィーリングを出せるウェッジです。スピンのコントロールがしやすく、ボールを運ぶように打つことができます」(比嘉)
ミスをしてもそれをリカバリーできる自信があれば、他のショットのリズムも次第に良くなってくる。今の比嘉は本当に信頼できるクラブだけをバッグに入れていることが一目瞭然だ。

グリーン周りのアプローチから、スコアメークの鍵となる100ヤード以内をカバー。打感とスピンのバランスが絶妙。ウェッジ「キャロウェイ マックダディフォージド (50 度、54度、58度)」

FWはドライバーと同じモデルを使用。フェースの弾き感が絶妙で、地面からでもしっかり球を上げてくれる。3W、5W「キャロウェイ XR16」

距離の長いパー4の2打目やパー3で大きな武器になっているUT。高い弾道で上からグリーンをとらえられる。UT「キャロウェイ ビックバーサ アルファ815UT」
ミスを恐れずに攻めることができるこの14本があれば、復活優勝は時間の問題だと言えるだろう。
※詳しいスペックは、週刊ゴルフダイジェスト4/18号「pro's spec」をチェック!