宮里藍の“国内最終戦”となる可能性があることから、大きな注目が集まっている2017年のサントリーレディス。宮里藍は2日目、途中までスコアを落とす苦しいプレーとなったが、17番で起死回生のバーディを奪取、予選通過を確実にしてプレーを終えた。

——1日を振り返って。

「気力・体力ともに今日は使い切りました(笑)。それくらい大変な1日でした。昨日練習場でうまく修正できたと思っていたことが、コースに出たらタイミング合わなくて、(パーを)拾って拾ってって感じでした」

——17番で起死回生のバーディパット。

「入ったら頑張りなさいってことだし、入らなかったらそれもまた頑張りなさいってことだなと(笑)。でも、いいストロークができましたし、入ってよかったです」

画像: 大会前、パッティングが鍵を握ると語った藍。17番のナイスバーディで予選通過を決めた(写真は初日 撮影:姉崎正)

大会前、パッティングが鍵を握ると語った藍。17番のナイスバーディで予選通過を決めた(写真は初日 撮影:姉崎正)

——大ギャラリーに囲まれてプレー。

「たくさんの方が来ていただいて支えになりましたし、みなさんの応援のおかげで最後までプレーできました」

——予選通過し、あと2日間プレーすることになった。

「今日は本当に苦しい1日でした。なんとかギリギリ週末には行きたいという気持ち強かったのが、うまく作用したのかなと思います。首の皮一枚つながったので、残り2日、できるだけ上に行きたいですね」

平日の大会最多入場記録を大きく更新し、1万人前後の大ギャラリーが訪れたという2日目。好天が予想される週末、一体どれだけのギャラリーが藍のプレーを見守ることになるのだろうか。引退を表明した宮里藍のフィーバーは、止まる様子がない。

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