新製品のお披露目ラッシュとなった2017年のセガサミーカップ。ブリヂストンは新しい「JGR」が公開され、注目を集めたが、もう一本謎のドライバーがお目見えした。まだ発表前なので詳細は一切不明。だが、デザインがかなり“仕上がっている”ことからも、製品化はまず間違いなさそうなこのモデル、ひとまずじっくり眺めてみよう。
製品名は「TOUR B XD-3C」?
さて、ブリヂストンの「TOUR B XD」シリーズといえば、プロや中上級者向けのハイエンドモデル。XDシリーズには「XD-3「XD-5」「XD-7」がラインアップされ、中でもXD-3はそのつかまりの良さからシリーズ屈指の人気モデルとなっている。
セガサミーカップの会場に現れたこの謎のドライバーのソールには、「TOUR B XD-3C」という表記がある。これは「TOUR B XD」シリーズのニューモデルなのだろうか。
きになるのは「C」がなにを意味するかだが、それにはこのクラウンを写した写真がヒントになりそう。少し見にくいが、格子状のカーボン素材が透けて見えるのがお分かりだろうか。カーボンは一般的なヘッド材であるチタンよりも比重が軽く、クラウンをカーボンにするとその分だけ余剰重量が生まれ、低重心化しやすいというメリットがある。
フルチタン製のXD-3に対し、クラウン部にカーボンをコンポジット(組み合わせる)することで、さらに低重心化を進めたのがXD-3Cなのかも、というのがひとまず現時点での「みんなのゴルフダイジェスト」の予想だ。
契約プロの片岡大育も練習場でテストしていた。これから契約プロを中心にテストが行われ、製品化に向けて最後の追い込みが始まっていくのかもしれない。
果たしてどんなドライバーなのか? メーカーから発表があり次第、追ってレポートしたい。