最終予選は灼熱のアコーディア・ガーデン志津
アコーディア・ガーデン志津はなだらかな丘陵地に広がる戦略性の高い本格的なショートコース。木や池、バンカーの配置も美しい。まるで本コースのパー3がズラリ並んでいるかのようなコース! 高校球児たちが夏の甲子園出場をかけて戦うこの季節、小技自慢たちが関東準決勝を目指して熾烈な戦いを繰り広げた。
競技は9ホールを2周まわる18ホールズストロークプレー。当日は最高気温34℃と猛暑の中、予選突破に人並みならぬ意気込みを見せていたのが月刊GD連載「レッスン用語に五里霧中」でもおなじみのゴルフバカイラストレーター野村タケオさん。
ショートコース選手権のポスターでメインキャラを務めていることもあり、この大会の常連。過去2回全国大会出場経験もあるが、2017年は関東Bブロックの「花湯の森」大会に出場するも、まさかの予選落ち! 「これまでのゴルフ人生のすべてをかけて臨む」と気合を入れてティオフして行った。
ハーフ終了時点でトップが1アンダー、2位のイーブンパーに3人、1オーバーに2人、2オーバーに7人とハイレベルな戦いとなったこの試合。果たして20名の予選通過枠に野村さんは滑り込むことができたのか!?
成績表はこちら
というわけで、野村さんは4オーバー5位タイで堂々の準決勝進出。「全日本進出をかけて9月の準決勝『三和テクニカル』でも暴れます」と、笑顔でコメントしてくれた。野村さん、全日本でも活躍して、ぜひ来年もポスターモデルお願いしますよ!
メダリスト(予選トップ)は唯一人アンダーパーの村田浩介さん
この日の熱戦を制したのはスコア「53」のワンアンダーでラウンドした村田浩介さん。「グリーンが硬く難しかったけど、パターがよく入ってくれました。後半になるにつれ、バーディをとれるイメージができたことが、良いスコアにつながった」と村田さん。静岡県から参加した甲斐があったと笑みが溢れた。
また、全ホールがパー3のショートコース選手権ならでは、この日もホールインワン達成者が登場した。本多由明さんが7番ホール・129ヤードで達成。「ピン筋にいいボールが飛びました。グリーンでボールにボールが見当たらなかったのでカップを見たら入ってました!」と喜びを爆発させた。
集まれ!”中四国”の猛者たち
2016年の全日本大会で、「日本一」と「3位」を輩出した小技の“虎の穴”中四国大会では出場者を募集中! 会場は名物ホールを9つ集めたような愛媛県の「伊予カントリー」。開催は9月30日(土)と10月1日(日)のどちらか1日を選べる。一度参加するとその楽しさに夢中になると評判のショートコース選手権に。たとえ腕前に自信がなくたって、プレーする楽しさ、競う喜びは変わらない。ぜひ、気軽にご参加を!