研究が進むにつれ、ゴルフクラブだけじゃなく、ゴルフウェアも日々進化を遂げている。そんな中、ナイキゴルフが展開している「エアロリアクト」というテクノロジーが、今までにないほど“進んでいる”と話題になっているのでご紹介しよう。
状況によって変わる機能がスゴイ
どのスポーツ業界でも機能性ウェアというものが日に日に進化し、今となっては機能がついて当たり前という風潮さえある。どのメーカーも“自社オリジナル”や“独自の機能”で注目を集めているが、今回注目したのは、ナイキゴルフの“エアロリアクト”だ。このテクノロジーで一番驚かされたのが「繊維が開いたり閉じたりする」ということ。開いたり閉じたりするって一体どういうことなのか。
エアロリアクトは、簡単に言えば“着ている人の状況に反応して変化し、快適に保つテクノロジー”。汗をかいたときには繊維が開いて通気性を強化するが、体温が下がったときには暖気を閉じ込めるように繊維が閉じる。
つまり、着ている人の衣類の中を常に快適なコンディションに保つことができるのだ。まるで生きているかのように。これは今まで聞いたことがない。
完全にナイキのオリジナル素材で、エリのタイプはブレードカラータイプと小さめのエリがついたタイプがある。ブレードカラーのタイプは全英オープンでローリー・マキロイが着用していたそうで、間もなく始まる全米プロでは、ジェイソン・デイやブルックス・ケプカが着用予定なんだとか。また、小さなエリがついたタイプは4日間にわたってマキロイが着用する予定だ。
世界のトッププロたちのプレーを支えるゴルフウェア。ぜひ全米プロを鑑賞しながら選手たちのウェアにも注目しよう!