父と娘で全国を転戦
こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ 親子二人三脚でツアーに挑んでいるプロは多いですが、ここ最近の親子二人三脚プロといえば三ヶ島かな親子。お父様の直さんはプロとしてやっていく三ヶ島かなプロを全面的にバックアップするために、25年勤めた会社を辞めて、三ヶ島プロに帯同しているんだとか。
そんな親子転戦の日々ですが、身内には身内の苦労もあることでしょう。2017年8月28日にゴルフ5プレステージ日本橋で行われた三ヶ島プロ初のトークショーのあと、三ヶ島プロの思いを聞いてみました。
M子:プロ生活初のトークショーお疲れ様でした!
三ヶ島:緊張しました! 手に“人”という字を書いて飲み込むと緊張がほぐれるというおまじないをやろうと思ったんですが、焦り過ぎて“人”じゃなくて“大”って書いてしまうくらい緊張してしまいました……。
M子:それはだいぶ緊張していましたね(笑)
三ヶ島:ゴルフの時は、応援の声をかけられたりしてやるぞーって思えるんですが、トークって緊張するし難しいですね。古閑美保さんや吉田弓美子さんのように、トーク上手になりたいです!
いよいよ本題。お父さんへの思いは?
M子:三ヶ島プロは全国のツアー転戦をすべてお父様に帯同してもらっていますよね。身内ならではの悩みはありませんか?
三ヶ島:そうですね……父は、私がゴルフをやりたいと言ったときから、私に「ああしろ、こうしろ」と口を出したことはないんです。
M子:それはジュニアのときから?
三ヶ島:はい。プレーでミスをすると子供を怒る親って結構いるのですが、父は「わざとミスをした訳ではないんだから、次にどうやってカバーをするか考えてみよう」と声をかけるだけでした。それは昔から今も同じです。
M子:ずっと帯同はしているけど、レールを引いて歩かせるタイプではないということですか?
三ヶ島:はい。でも、道をそれそうになったら後ろからちょっと軌道修正をしてくれる。でも大事なことは常に私の判断に任せてくれています。だから、ずっと父と一緒ですが、ゴルフが嫌になったことは一度もありません。
M子:なるほど。子供の頃から“自分で決める”ということは難しいことでもあると思いますが、誰か目標としている人がいましたか?
三ヶ島:私の憧れの宮里藍プロですね。人間性も、見習いたいです。
M子:人間性もということですが、今の三ヶ島プロの性格を自分で分析すると?
三ヶ島:すぐイライラして態度に出しちゃったりします。それに焦ると「どうしよう……!」となってしまうので、どんな状況でも落ち着いていたいですね。
M子:意外ですね。イライラしたり、焦ったときにやっていることはありますか?
三ヶ島:「腹が減っては戦は出来ぬ」というので、お腹が空く前にナッツを食べたり。あとは横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手の応援歌を頭の中で歌うとなんだか心が落ち着きます(笑)
と、自身がプロ野球ファンだということも語ってくれました。父・直さんの見守る愛に支えられ、自分自身の意志でここまできた三ヶ島プロ。QTランク1位、レギュラーツアーでの優勝争い、来季の賞金シードをほぼ手中に収めた三ヶ島プロのさらなる成長が楽しみです。