髪を切るといえばもしかして……?
こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ さて、2017年9月28日から開催される日本女子オープン。2009年以来8年ぶりに千葉の名門である「我孫子ゴルフ倶楽部」にて行われます。女子ツアーで唯一JGAの主催であるメジャー大会ということで、この大会に合わせて調整する選手が多い中、キム・ハヌルプロは長い髪をバッサリ! 長い髪を切るというと「失恋」が一番最初に浮かんできますが、一体何があったのか聞いてみました。
キム・ハヌルプロと言えば、2017年9月14日に行われたマンシングウェアレディース東海クラシックのプロアマ戦の途中で体調不良を訴え救急搬送。期待のかかるホステス試合とは言え、大事を取ってそのまま本選も休むことになってしまいました。
実はキム・ハヌルプロの体調不良は9月1日~3日に行われたゴルフ5レディスから続いていたそうで、ゴルフ5の次の週はメジャー大会の日本女子プロのため岩手へ長距離移動。どうやら疲れも溜まっていた状態でのマンシングだったようで、そのまま体調を崩してしまったようです。
賞金女王のプレッシャーから
病は気からと言いますが、キム・ハヌルプロが髪の毛を切った本当の理由は自分でも気づかないうちにたまっていた「賞金女王」というプレッシャーだったといいます。体調を崩したことで気持ちも少し弱気になっていたとか。
「大会ごとに、誰に勝った・負けた、今回は調子がいい・悪い、賞金女王に向けての意気込み……と周りからのプレッシャーでいろんなことが気になってしまっていた。自分でも知らないうちに自分を追い込んでいたふしがある。そういった気持ちを切り替えるためにも髪をバッサリ切って気分転換をした」
ということで、何よりも自分の気持ちを一度リセットさせるためだったようです。いつも堂々とプレーをしているキム・ハヌルプロですが、こんな繊細な一面があったんですね。
ゴルフは人との戦いというよりも自分自身との戦い。お気に入りでもあった長い髪をバッサリと切ったことで自分自身の気持ちの入れ替えをしたキム・ハヌルプロの「男前」な部分も、プロアスリートとしてのプライドを感じます!
女子ゴルフのメジャー大会のうちのひとつ日本女子オープン。ぜひ観戦を楽しんでくださいね!
写真/田中宏幸
2017年9月27日19時40分、一部修正いたしました