“今度のギリギリはもっとヤバイ”というキャッチコピーで発売されたプロギア「RS-F 2017 ドライバー」は、前作から10カ月経たない短い間隔で発売された。というのも、前作の「RS ドライバー F」は、R&Aに公認され「適合ドライバーヘッドリスト」に掲載されたものの、その3カ月後に反発規制(SLE)ルール違反により、リストから除外されたためだ。
しかし、この後のプロギアの対応は迅速かつ的確だった。公認から外れた「RS ドライバー F」を、新規に「適合リスト」に掲載されるヘッドと無償で交換すると発表。交換ヘッドが届けばユーザーは競技でもすぐに使うことができた。このスピード感は、まさに“神対応”といってもいいだろう。
「RS-F 2017」は、“F”の文字が表すように、フェードが打ちやすい仕様になっている。2つあるウェートのひとつをトウ側に配置しているのはそのためだ。これにより、左を嫌がるアスリートゴルファーでも迷いなく振れるようになっている。
それを証明したのが、契約プロ・小平智の活躍だ。安定感のあるショットを武器に、今季自身初となる1シーズン複数回優勝を達成し、大きく躍進したが、「RS-F 2017」を手渡されると早々に試合に投入。結果、平均飛距離を約6ヤードアップさせ、トータルドライブは堂々の1位を獲得。本人が冗談で「パターより、ドライバーのほうが曲がらない」と話すほど。
女子では、平均飛距離が約243ヤード(18位)で今季たびたび上位争いを演じた辻梨恵も愛用。まさに“飛んで曲がらないドライバー”に仕上がった。
クラブメーカーとして“ギリギリ”な状況を、真摯な対応と開発陣の意地、そして契約プロの活躍で見事に克服し、アマチュアでも平均飛距離がしっかり伸ばせるドライバーを開発したプロギアに拍手を贈りたい。
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写真/三木崇徳