1991年生まれ、兵庫県出身の大堀裕次郎。アマチュア時代に日本アマで優勝を果たした実力者でもある彼は、2017年に賞金ランク30位と健闘し、シードを確保。今季2018年に初優勝を期待される若手のひとりでもある。そんな大堀が選ぶ14本のクラブとは?
ドライバーは、叩いても左へ飛ばない“大堀仕様”
2017年、賞金ランク30位でシードを確保した大堀。長身から放たれる大きなドライバーショットが魅力だが、クラブ選びのこだわりはどこにあるのだろうか?
「僕の持ち味はフェードです。だから、見た目がフックなのはまずだめですね。今使っているゼクシオは、もともとかなりつかまるクラブで、見た目もフェースが少しかぶって見えるので、開いて見えるように調整してもらっています」(大堀)。
弾道計測器が主流になっている今の時代、数字からスウィングをつくり、クラブを決めるプロは少なくない。しかし大堀は、数字よりも自分の感覚をもっとも大事にしているという。
「もちろん、数字を信用していないというわけではありません。ただ、そこに頼りたくないのです。頼りすぎてしまうと、優勝争いなどのプレッシャーがかかった場面で自分を信頼できなくなりそうなので……。自信のある球筋(大堀の場合はフェード)の感覚を練習で磨き、イメージと結果をマッチさせることが大事だと思っています。だからクラブも、自分の感覚を優先して選ぶようにしています」
ゼクシオの1Wにマッスルバックの異色コラボ
大堀の他のクラブを見てみると、ウッドはやさしさを、アイアンは操作性を重視していることがわかる。
自分の感覚に磨きをかけ、2018シーズンはツアー初優勝を目指す!
詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト2/6号「pro's spec」をチェック!(写真/姉崎正、有原裕晶)