月刊ゴルフダイジェストで連載中の「マイクラブ・マイギアを語ろう!」。2018年3月号で紹介されているのは、2017年シーズンのブリヂストンオープンを制覇した時松隆光の14本。契約フリーだからこそできるセッティングに注目だ。
安定のフェードを取り戻せた
契約先だったナイキがクラブ製造から撤退し、フリーとなった時松。その後は色んなクラブを試してきたが、昨年前半はドライバーが右に左に曲がるなどして、7週連続予選落ちと大スランプに。
「8月のISPSハンダマッチプレーの1回戦で当たった手嶋多一さんに、球が上がってないと指摘され、ミズノの『MP タイプ2』をすすめられたんです」(時松、以下同)
ウェーブテクノロジーソールの採用により、フェースセンターでのたわみ量を約10パーセントアップし、ボール初速も向上
これが相性バツグンで、以降優勝1回、2位3回の快進撃。
「ボールもブリヂストン『ツアーB X』に替えたんですが、高さも出て、狙いどおりのフェードが打てるんです」
![画像: 「スピンが増えすぎてスライス、足りなくて左へ真っすぐというミスがなくなり、フェードが安定した」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/25/b5a95cb25f7c1aa4ada3d0171a15fa1d686c8925.jpg)
「スピンが増えすぎてスライス、足りなくて左へ真っすぐというミスがなくなり、フェードが安定した」
ヘッドは大き目の460CCをチョイス
「最初からこの『タイプ2』がすごく気に入ったので、少し小振りな『タイプ1』は試していません」
![画像: ヒール側でつかまり感をイメージ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/25/5c9e959dd64cfccec2ccb4b80e3b566d8fa84503_xlarge.jpg)
ヒール側でつかまり感をイメージ
フェースはややディープ
「打点が多少ズレても、飛距離がグッと落ち込むこともなく、曲がりも少ない」
![画像: 契約フリーだからこそめぐり合えた顔の大きな「タイプ2」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/25/4a462c44e9944fa90a8f13157ce4202f91b23c67_xlarge.jpg)
契約フリーだからこそめぐり合えた顔の大きな「タイプ2」
長らく使用しているツアーADの「MJ」
モデルを替えても、シャフトは一貫してグラファトデザインの「ツアーAD MJ」の6Xを愛用。
![画像: 一貫して「ツアーAD MJ」を使い続けている](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/25/ba94888bee35cb075aa8ac0bbed1289e725e4da1_xlarge.jpg)
一貫して「ツアーAD MJ」を使い続けている
この記事は、現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト2018年3月号の連載「マイクラブ・マイギアを語ろう!」より抜粋。本誌では契約フリーの時松プロのこだわりが詰まった14本すべてが紹介されている。ぜひチェックしよう。
写真/有原裕晶