通算18勝、21年連続シードを獲得し、フェードボールを武器に正確なアイアンショットと卓越したショートゲーム技術で、ツアー第一線で活躍し続けている藤田寛之。今季2018年は、なんとスウィングも球筋もモデルチェンジしたのだという。現在48歳の藤田寛之が選んだ気になる14本のクラブとは?
自身が開発に携わる「RMX118」で10ヤードも飛距離が伸びた
アジアンツアーとの共催競技「SMBCシンガポールオープン」に出場し、2018シーズンのスタートを切った藤田寛之。
代名詞のフェードボールを基本に、自在に球筋を操作する“技巧派”のイメージがあるが、時代と共に考え方が変わったという
「自分自身も開発に携わっている『RMX118』ドライバーは、従来の操作性から、直進安定性に特化したクラブに進化しました。いまの若い選手たちはみな、ボールを曲げずに真っすぐ飛ばしています。新モデルは目標に真っすぐ高弾道でドカーンと飛んでいくイメージ。おかげで飛距離も10ヤード近く伸びました」(藤田)。
藤田も来年には50歳。パワーゴルフ全盛のレギュラーツアーで生き残るには、いかにドライバーで飛距離を稼ぎ、得意のアイアンに繋げるかが大事になる。
「アイアンはクラブの芯と自分の打点がピッタリ合うことが大事。いま使っているアイアンは、その条件を満たしている上に、当たりが厚くて飛距離が出せます。まだまだレギュラーでやれるという手ごたえを感じています」(藤田)。
2014年以来、遠ざかっているツアー優勝、そして22年連続シード獲得へ向けて視界は良好だ。
詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト2/13号「pro's spec」をチェック!
※2018年1月31日11時43分一部修正しました。
写真/増田保雄