寄せの楽しさ再発見! “温故知新”ウェッジ
ピン奥からバックスピンで寄せる、アマチュアの憧れを実現するウェッジが、01年フォーティーンから登場した。その名は「MT28ウェッジ」。誰でも激スピンがかけられるとして大ヒットした。
以前は、アイアンセットといえばSWまで含まれていたが、90年台後半から、単品ウェッジという市場ができあがりつつあった。当時はまだ海外ブランドばかりが人気だったが、MT28の大ヒットにより、「日本のウェッジと言えばフォーティーン」と言われるぐらい強力なブランドに成長した。
MT28の登場から17年、新たに世に出たのが、「FHフォージドV1ウェッジ」。FHとは、FUTURE HERITAGE(フューチャー・ヘリテイジ)の頭文字で“伝統と未来”を意味する。伝統とは、MT28から続くフォーティーンのウェッジの歴史だろう。
このウェッジは、各ロフト本来の用途、役割に立ち返り、最適なソール形状を模索。フルショットに重点を置いた抜けのよいリッジソール、フルショットとコントロールショットどちらにも対応するレギュラーソール。フェースを開いたり、デリケートなタッチが出せたりするツインソールの3種類を用意。
ブレード上部方向と、ネックからトウへの横方向に徐々に厚みを持つ“ダブル逆テーパーブレード”を採用。効率的なウェート配分のおかげで、インパクト時のヘッド挙動が安定した。最大公約数を狙った万能性ではなく、使用する用途や打ち方に合わせた機能を追求。ゴルファーそれぞれの個性に上手くマッチングさせることで、様々なレベルのプレーヤーが、やさしさを感じるウェッジに仕上がった。
ゴルファーに寄り添った、新しいウェッジを次々に発売してきたフォーティーンだからこそ、このウェッジはゴルファーの未来を切り開く可能性を秘めている。
47度と52度と58度をセットで1名にプレゼント
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写真/三木崇徳 文/田島基晴