1996年生まれ福岡県出身の三ヶ島かな(みかしま・かな)。2018年は初めてシード選手としてシーズンを迎え、76.19%と驚異のフェアウェイキープ率1位を誇る(6月24日時点)。そんな彼女を支える14本のクラブとは?

UTのおかげで、ラフからでもピンを狙えるように

昨年、初シードを獲得し、ツアーフル参戦をしている三ヶ島かな。昨年のスタジオアリス女子オープンから、今のセッティングは変えていないという。彼女のセッティングの肝は3本のユーティリティだ。

「もともとユーティリティは使っていませんでした。5番アイアンを入れていたのですが、ユーティリティに挑戦しようと試してみて、よかったので使い始めました。気づいたら3本になってました。まず5番アイアンを6UTにしたことで、ゴルフが楽になりました。アイアンよりも楽に飛距離が出てくれます」

画像: UTを使い始めてから「ゴルフの組み立て方が変わり、勝つために必要なことが経験を積むごとにわかってきた」(三ヶ島)。3UT、5UT、6UT「ブリヂストン J15 HY」(22・25・28度)

UTを使い始めてから「ゴルフの組み立て方が変わり、勝つために必要なことが経験を積むごとにわかってきた」(三ヶ島)。3UT、5UT、6UT「ブリヂストン J15 HY」(22・25・28度)

さらに三ヶ島はこう続ける。「あとは7番ウッドではなく、3UTにしているのもこだわっている点です。ラフから7番ウッドを使うと、抜けがあまりよくないのでパワーが必要でした。でも、UTにしたことで、力を入れなくてもヘッドが抜けてくれ、楽に高さが出せるようになりました」。

ドライバーはフェース面に色を塗ってカスタマイズ

また、ドライバーには工夫がある。フェース面を小さく見せるために、フェースの一部分に色を塗り、小さく見えるように加工した。

画像: アドレスしたときのフェース面が大きく見えすぎないように加工。最初は油性マジックで塗っていたという。ドライバー「ブリヂストン JGR プロト」(10.5度)

アドレスしたときのフェース面が大きく見えすぎないように加工。最初は油性マジックで塗っていたという。ドライバー「ブリヂストン JGR プロト」(10.5度)

「クルマの塗装などで使う塗料で塗ってもらいました。フェース面が広く見えすぎると、構えたときに開いて見えて、右へのミスが増えていました。塗ってもらったことで、構えたときの見た目が変わり、安心して振れるようになりました。心理的な要因もすごく大事だなと思いました」

さらに詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト7/10号「pro's spec」をチェック!

撮影/大澤進二

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