ここ数年不調が続いていたが、今年は優勝争いに加わる姿を見せていた有村がついに「サマンサタバサレディース」で復活優勝、通算14勝目をつかんだ。そんな彼女が調子を取り戻した要因はなんと、“お尻”にあった!?
上半身を使わず、下半身でスウィングできる
日本ツアーに復帰してから思うような結果を残せずにいた有村プロ。そんな彼女が今シーズン、完全復活間近というレベルまで本来のゴルフを取り戻せてきた大きな要因が“お尻”だ。
「今年に入ってから意識してお尻を使うようにしています。昨年はどうしても上半身でクラブを振ってしまっていた。それがわかっているのに修正することができなかったんです。それで、お尻を意識するようにしたんです」(有村)
テークバックでは右のお尻、ダウンスウィングからインパクト、フォローにかけては左のお尻を意識して、スウィング中に入れ替えることで上半身の回転を促している。
「上半身を使わず、下半身の動きに上半身が引っ張られているイメージです。だから反復性が高く、プレッシャーのかかる場面でも、調子がよかった頃のように、思いどおりにクラブを振ることができるようになってきました」(有村)
この記事は週刊ゴルフダイジェスト2018年7月31日号の特集「飛ぶ切り返しは“お尻”リード!」の一部。本誌では、有村他、プロやコーチ、有名アマチュアが“お尻リード”で飛ばす方法をより詳しく解説している。スウィングを安定させたい人は、必読だ!