1982年生まれ東京都出身の市原弘大(いちはら・こうだい)。2018年シーズンは日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishiso Hillsで念願の日本ツアー初優勝。惜しくも予選落ちとなったが、3度目の全英オープン出場を果たした。そんな市原弘大の選ぶ14本のクラブとは?

契約フリーだから、クラブは中古ショップやネット通販で購入

ツアー選手権での劇的な逆転優勝で、全英オープンにも出場した市原弘大。その“クラブ選び”も独特だ。

「僕はクラブに関してはフリーなので、中古ショップやネット通販で買うことが多いです。クラブはメーカーから提供していただけることも、プロでは珍しくはないのですが、試合で使うかわからないのにいただいてしまうのも、『どうかな?』と思うんです。それに、自分で試すことで、メーカーの方にもより深い話ができると思うので、不便だとは感じていません」

そんな市原だからクラブへのこだわりも強いものがある。

「ウェッジとパターで大事なのは打感です。打ったときの感触のフィードバックがしっかりしているものがいいです。フェースが軟らかすぎず、飛び過ぎないヘッドが好きですね」

ツアー選手権の最終ホール、奥からのアプローチで使ったときも、まさにそのような感触だったという。

画像: 初優勝を決めた一打は「フォーティーンRMカスタム」(写真右)。「寄るとは思ったけれど、まさか入るとは思いませんでした」(市原)。ウェッジ「フォーティーン RM22」、「フォーティーン RMカスタム」

初優勝を決めた一打は「フォーティーンRMカスタム」(写真右)。「寄るとは思ったけれど、まさか入るとは思いませんでした」(市原)。ウェッジ「フォーティーン RM22」、「フォーティーン RMカスタム」

全英オープンからは、ドライバーのシャフトに「アッタス」の最新モデルを投入するなど、変化を恐れない姿勢は健在。飛躍の1年をさらに濃いものにするべく、クラブ選びでも様々な角度からのアプローチを続けている。

さらに詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト8/7号「pro's spec」をチェック!

撮影/岡沢裕行

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