見た目以上に飛ぶ! 秘密は“見えない”3本溝
飛距離性能を重視しているモデルが根強い人気だ。とはいえ、ぶっ飛び系のアイアンをプロや上級者があまり使っていないのはどうしてだろう?
プロだって飛距離が欲しいはずなのに、使わない理由はなぜか。アイアンはターゲットに運ぶクラブで、狙ったポジションに運べなければ、飛距離が出ても意味はない。スコアメークを考えると飛距離性能よりも飛距離がばらつかないことが優先される。
ぶっ飛び系アイアンの弱点は、飛距離が出せる分、飛距離が出なかった時との差が激しいこと。そしてヘッドの大型化で、構えにくく感じてしまうことだ。キリッとコンパクトで構えやすく、飛んでターゲットを狙えるアイアンが理想で、その点、この「プロギアRSアイアン」は理想に近いといえる。
地面から打つアイアンは、ボールが当たらないフェース上部にスウィートエリアが広くても意味がない。プロギアはアマチュアゴルファーに多い打点位置を分析し、リーディングエッジから17ミリ付近の反発エリアの拡大を目指した「Wデザイン設計」を開発。有効な高反発エリアを広げることに成功した。
加えて、新採用の薄肉LCUPマレージングフェースに裏溝加工を施し、有効な打点位置の反発性能をアップさせている。つまり飛距離が安定している上に、距離が出せるアイアンということだ。
アマチュアゴルファーにとって必要な位置を重点的に、ギリギリの反発エリアを広げただけなので、ヘッドは必然的にコンパクトになる。横浜ゴムが開発した振動減衰材「FLASH ONE」をキャビティ内側に注入し、打感も抜群。コンパクトで打感もよく、それでいて飛距離性能も高いアイアンは、まさに理想。誰にも教えずコッソリと使いたいクラブだ。
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撮影/三木崇徳、文/田島基晴