スウィング改造で、飛距離と正確性がアップ!
シーズン序盤戦は思うようなゴルフができず、成績を残せずにいた松田鈴英だが、後半戦に入ってからは徐々に噛み合い始めている。昨年末からスウィング改造に取り組み、その成果が出始めている証しだとも言えるが、いちばんの成果はドライバーの精度が高まったことと、飛距離アップだ。

ソール面の擦れ具合を見れば、マツダがこのドライバーをどれだけ愛用しているかがわかる。1度フィーリングに合ったものは、なかなか替えないのが松田流。ドライバー「ブリヂストン J 815」(9.5度)
「ドライバーは20ヤードくらいは伸びていると思います。球筋をフェードに変えたことで、正確性が上がったことが自分にとっていちばん大きい。正確性が高まり、トータル飛距離が伸びたのだと思います。以前のモデルをずっと使い続けていますが、打感などのフィーリングが気に入っていて、手放せないクラブになっています」。
クラブは自分のフィーリングがとにかく大事
もともと感覚派の松田は、クラブも自身のフィーリングをもっとも大事にしている。アイアンはヘッド自体は小ぶりで、操作性が高いタイプをチョイス。ソール部分に肉厚があるため、ボールの上がりやすさは保ちながら打感のよさも実現している。

ソールの抜けがよく、つかまった重い球を打つことができる。ヘッド自体の操作性が高く、コントロールショットを打ちやすい。アイアン「ブリヂストン TOUR B X-CB」(5I~PW)
またフェアウェイウッドは、操作性が高く、楽に飛距離を出すことができる点が気に入っているそうだ。ツアー初優勝に向けて、試合をこなすごとにレベルアップする松田から、終盤戦は目が離せない。
撮影/大澤進二
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