いい道具には、必ず物語がある。世に数多あるゴルフギア&グッズの中から、とくにストーリーのあるものをピックアップするのが「ネクストブレイク ゴルフグッズ&ギア」。第41回はスリクソン「Z585 アイアン」をピックアップ。

シャープなのに飛ぶ! 秘密はフェース裏の溝

アイアンはドライバーと比べて、極端に新しいテクノロジーも見当たらず『ホントに進化しているの?』と感じることもあるだろう。実際、ツアープロはマッスルバックアイアンをいまだに使っているし、使い慣れた自分のアイアンで十分! と思うのも不思議ではない。

スリクソンのアイアンといえば、世界で活躍する松山英樹で有名だ。松山は「Z965」というマッスルバックアイアンを使っている。松山がマッスルバックを使うのは、ボールを自由自在に曲げてコントロールしたいからだろうし、アイアンは狙った距離が打てればいいから飛距離も求めていない。

今回紹介する「Z585アイアン」を松山英樹は使っていない。だからといってダメなわけではもちろんない。逆に、使ってないからこそ我々アマチュアゴルファーにオススメなのだ。ヘッドは軟鉄鍛造なのに大きめで安心感があり、フェースはクロムバナジウム鋼で飛距離と打感を両立。

フェース裏に設けた溝「スピードグルーブフェース」によりたわみやすく、反発性能が向上。アマチュアには、アイアンだって飛ぶほうがメリットありなのだ。ソールのV角度は、アマチュアのヘッドの入射角を分析して、ゆるやかブローでもヘッドが抜けるように設計されている。

画像: スリクソンアイアン特有のソールのV角度をゆるやか、かつ頂点を後方に改良。ヘッドの入射角がゆるやかなレベルスウィングでの抜けが良くなった

スリクソンアイアン特有のソールのV角度をゆるやか、かつ頂点を後方に改良。ヘッドの入射角がゆるやかなレベルスウィングでの抜けが良くなった

できるだけミスに強く飛距離が出るような工夫がされているのが「Z585アイアン」。安心感のあるヘッドサイズで、マッスルバックを思わせる端正な顔立ちなのに、打ってみると見ため以上のやさしさと飛距離に驚く。松山英樹のこだわりを形にしてきたスリクソンの技術力の高さが実感できる。構えてみると、顔の良さに打ってみたくなり、打ってみるとほしくなってしまう。自分のアイアンとの差を確実に感じるクラブに仕上がっている。

スリクソン「Z585 アイアン」を1名にプレゼント

今週紹介している「ダンロップ スリクソン Z585 アイアン(5I~PW)」を、抽選で1名様にプレゼント。週刊ゴルフダイジェスト連動企画「ネクストブレイク ゴルフグッズ&ギア」、気になる人は本誌もチェックしてみよう。応募は下のバナーより。

画像: www.golfdigest.co.jp
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撮影/三木崇徳、文/田島基晴

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