1989年生まれ愛知県出身の金田久美子(かねだ・くみこ)。2009年からツアーに参戦し、2011年のフジサンケイクラシックで優勝。今季は2014年以来の賞金シード返り咲きを目指す。そんな彼女の選んだ14本のクラブとは?
ドライバーは「ゼクシオ」から「スリクソン」にチェンジ
今季、金田はドライバーをゼクシオからスリクソンへと変更した。替えた理由は顔の良さと打感にあるという。
「ドライバーはずっとゼクシオでしたが、新しいスリクソン Z785は打感もよく、顔も構えたときに締まった感じがするので、替えました。あとスリクソンは、4UTを使っていますが、このUTは私のなかでは、もっとも頼りになるクラブですね。前後のミスが少ないし、左右の曲がり幅も少ない。コントロールがしやすく球も上がるので、しっかりグリーンを狙っていけるクラブです」。
ウェッジからの流れで、アイアンはPWだけ「スリクソン」
スリクソンとゼクシオが混在しているセッティングで、とくに目を引くのがアイアンだ。6番から9番までがゼクシオ テンにもかかわらず、PWだけがスリクソンZ565という点だ。
「アイアンは、簡単に球が上がってくれるゼクシオを使っています。PWがスリクソンなのは、アイアンからの流れです。トップラインが薄めで小ぶりなヘッドのほうが、スピンをかけやすい感じがあるんです」。
シーズン終盤へむけ、現在、シード権争いの真っただ中にいる金田。硬軟相半ばするセッティングで、生き残りを期している。
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撮影/大澤進二