ティショットをミスすると次打で取り戻そうとするアマチュアゴルファーは少なくない。ツアー30勝のレジェンド・倉本昌弘は「少しずつ取り戻そうという気持ちに切り替える」と話す。自身の著書「本番に強くなるゴルフ」からミスしたあとの考え方を教えてもらおう。

ティショットのミスは大した問題ではない

普段の練習、そして、ラウンド当日の準備を怠らなくても成功するとは限らないのがゴルフです。ここでは、朝イチのショットを失敗したときの考え方についてお話することにしましょう。まず、大切なのは、ティショットのミスを次打で取り戻そうとしないことです。ティショットの当たりが悪くて距離が出なかったりすると、ライも状況も見ずにスプーンを持って振り回す人がいますが、そういうプレーはおすすめできません。

そうでなくても、ミスをした直後はリズムが悪く、心も普通の状態ではないのです。そこから、いちばん球の上がりにくいスプーンを持っても、ナイスショットなど望めません。ミスの後ほど、確実に打てる自信のあるクラブで打ち、パー4であれば残りの3打で少しずつ取り戻そうという気持ちに切り替えることです。

アマチュアの場合、朝一番のショットをミスすると焦ってしまう人が多い。でも、スコアが90以上の人だったら、そんなことは大した問題ではありません。ハンディだってたくさんあるのだし、仮に、朝イチがナイスショットだったとしても、その後いくらでもミスをするわけです。たまたまミスしたのが、その日の第1打目だったというだけで、 早いか遅いかの問題だと考えればいいのです。

画像: バッティングの準備がティショットの負担を減らす

バッティングの準備がティショットの負担を減らす

基本的に、アマチュアは、ティショットに重きを置きすぎる傾向があります。そして、 実際にミスすると慌てたり焦ったりして、次のミスを呼ぶ。でも、ティショットのミスは、ショートパットのミスに比べたら、スコアをまとめる上で大きなファクターではない。なぜなら、パー4で言えば、ティショットをミスしても、第2打がそこそこで、第3打がピタリと寄ることもあるし、3打でグリーンに乗せておけば1パットでパーが取れる可能性もあるからです。

ところが、ティショット、セカンドショット、ファーストパットが最高の結果で残り30センチにつけても、それを外してしまったらボギーになってしまう。つまり、ティショットのミスは取り返すチャンスが残っているけれど、ショートパットのミスは取り返すことができないのです。ゴルフというのは、グリーンに近づくほどミスのダメージが大きいゲームだという認識を強く持ってください。

OBや池や深い林などは別ですが、ティショットが多少飛ばなかったり曲がったりしても、グリーン方向に打てるなら、そんなにショックを受ける必要はありません。ただ、そういう気持ちになるためには、ティショットをミスしてもパーが取れた、という経験をする必要があります。

そして、そのためには、カップに近づくほどミスが許されないということを知って、パッティングの練習をしておかなくてはいけません。普段からアライメント(向き)やポジション、フェースの向きなどをチェックして、狙ったところに打てるようにする。スタート前の練習グリーンでその日の距離感をつかむ。

アマチュアの場合、どうしてもショットやスウィングに意識が行きがちですが、本当に大切なのは、そこではない。スタートホールを無難に乗り切るためには、パッティングの準備を怠らないことが大切なのです。

「本番に強くなるゴルフ」(ゴルフダイジェスト新書)より

撮影/岩井基剛

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