ソールにタングステンネックは短め。でもカッコいい
クラブメーカーのイメージはなかなか変わらない。しかし、老舗高級メーカーから、若々しいアスリート志向へイメージチェンジが成功し、今また変化しようとしているのが、創業61年を迎える本間ゴルフだ。とくにツアープロが使い、アスリートのイメージが強かったツアーワールドシリーズが、大胆なイメージチェンジを遂げている。
若いイメージはそのままに、海外ブランドのような先進性に本間伝統の緻密さを加え、ターゲットユーザーを幅広くしたツアーワールドシリーズの『TW747 P アイアン』に注目が集まっている。
日本のゴルファーが好むコンベンショナルなヘッド形状にこだわりながら、20グラムのタングステンをソールに配置し、ネックを4ミリ短くして、徹底的な低重心化を実現。ストロングロフトにして、驚きの飛距離を稼ぎながら、圧倒的な高弾道を実現している。
低重心にするためには、重量配分にメリハリが必要となる。余剰ウェートを生み、反発を稼ぐためにフェースの肉厚を薄くし、高初速を実現している。反面、打感が犠牲になる場合が多いが、本間ゴルフの開発陣は、伝統の打感は譲れない。バックフェースに3Dエンブレムを装着し、伝統の音と打感を高いレベルで両立した。
プロモデルという印象だったツアーワールドシリーズは、ゴルフというスポーツを楽しみたいというアスリート志向のゴルファーが待ち望んだブランドとなった。『TW747 P アイアン』も、シャフトを選べば、体力の衰えを技術で補うオヤジゴルファーの武器になることは間違いない。
楽しくゴルフをしたい。でも飛距離は妥協したくない。いくつになっても自己ベストを更新したいというアスリートな気持ちを持ったゴルファーは是非試してほしいアイアンができあがった。
本間ゴルフ「ツアーワールド TW747 P アイアン」を1名にプレゼント
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撮影/三木崇徳、文/田島基晴