1991年生まれ兵庫県出身の大堀裕次郎(おおほり・ゆうじろう)。2018年は、トップ10入り2度、賞金ランキング43位につけた。プロ6年目となる今年は、念願の初優勝が期待される。そんな彼を支える14本のクラブとは?
ドライバーは、新モデルを中心に試行錯誤しながら現在も模索中
大堀裕次郎の特徴と言えば、長身から繰り出されるドライバーショットだが、本人は「むしろ、ティショットは苦手ですね」と言う。
「ときどき曲げてしまうときがあるティショットは僕の課題です。できるだけやさしく打ちたいので、エースは『ゼクシオ ナイン』です」
ドライバーに関しては、スリクソンのドライバーなど、新モデルを中心に試行錯誤しながら、現在も模索を続けている。フェードヒッターの大堀にとって、ボールのつかまりがいいゼクシオは扱いにくいのでは? と思うが……。
「確かに、つかまりすぎるときもありました。だから、見た目をできるだけスクェアに見えるように調整しています。そのまま使うと少しかぶって見えてしまいますからね」(大堀)
そのうえで、楽にキャリーが出せて飛距離が稼げるゼクシオをチョイスしている。
ドライバーが弱点だけに、グリーン周りのリカバリーが重要になるが、その手助けになっているのが「スリクソン Z- STAR ボール」だ。
「以前のボールよりも、スピンがしっかり入りますね。でも、スピンが入りすぎて戻ってしまうこともないので、イメージどおりの球が打てます。新しいボールのおかげでアプローチはもちろん、ドライバーの球筋も安定しました」(大堀)。
新兵器を武器に、今年こそ悲願の初優勝を狙っている。
さらに詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト2019/1/29号「pro's spec」をチェック!
撮影/姉崎正