ティショットを曲げてしまい、林の中からの2打目。安全にフェアウェイに出そうとしたところ、木にクリーンヒット! 跳ね返ったボールがなんと、自分に当たってしまった。この場合、どう処置すればいいの?
ティショットを大きく曲げてしまい、セカンドショットは林の中から。「ここは無理せず確実にフェアウェイに出しておくのが賢明よね」
カツッ!! 「ちょっと、うそでしょ! 慎重に打たなければいけない大事な場面なのに、引っかけちゃったわ!!」
「やだーー! 打球は木に当たって真っすぐ跳ね返ってきて、自分にボールが当たっちゃった!」「ちょっと、大丈夫?」
自分の打ったボールが自分に当たったらどうすればいい?
ティショットを大きく曲げてしまい、林の中から2打目を安全にフェアウェイに出そうとしたが、引っかけてしまい木に当たってしまった。しかもあろうことか、ボールが真っすぐ跳ね返ってきて、自分に当たってしまった。さてこの場合、どう処置すればいいのか。
正解は、「無罰で止まった位置からプレー」。旧ルールでは、動いている球がプレーヤーによって偶然方向を変えられた場合は1打罰だった。しかし新ルールでは、動いているプレーヤーの球が偶然に人や外的影響に当たった場合、誰にも罰はなく、球はあるがままにプレーすればよい(規則11-1)。ただし、グリーン上でプレーされた球が、グリーン上の別の球に当たった場合は2打罰になる。
週刊ゴルフダイジェスト3/26号「ゴルルと新ルール」より(監修・小山混、撮影・岡沢裕行)