1985年生まれ、鹿児島県出身の横峯さくら(よこみね・さくら)。国内通算23勝、2009年には賞金女王に輝いている。2015年からは主戦場を米ツアーに移し、初優勝を目指し奮闘を続ける。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

ウッドはピン、アイアンはテーラー、ウェッジは「アクシスゴルフ」

長年契約していたダンロップを離れ、今シーズンからクラブ契約フリーで試合に臨んでいる横峯さくら。国内開幕戦となったダイキンオーキッドでは今回の14本で戦ったが、1カ月後にはすべてのクラブが変わっている可能性もあるという。

「オフからたくさんのクラブを試して、今の自分が求めるもの、マッチするものを探しています。ほぼ決まってきているので、次のセットでおそらく決まるんじゃないかと思います」

プロゴルファーにとってクラブ契約はプレーをサポートする上で大きな存在だが、それを捨ててまでフリーに踏み切った理由は、新しいことに挑戦したかったからにほかならない。とくにこだわったのは、ドライバーだ。

「とにかくフェードが打ちやすいものを探し求めています」

画像: ドライバーは自然にフェードが打てることを重視。それを一番に考え選んだのが「ピン G400 LST」。まだまだ模索中ではあるが、左へのミスを消せることでティショットのストレスが軽減した。

ドライバーは自然にフェードが打てることを重視。それを一番に考え選んだのが「ピン G400 LST」。まだまだ模索中ではあるが、左へのミスを消せることでティショットのストレスが軽減した。

アメリカに行ってからは様々な刺激を受けた。飛距離はそのひとつでもあるが「飛ばすことよりもショット力こそ勝負できると感じた」と、横峯は言う。だからこそ、本来の持ち球であるフェードボールに磨きをかけようとしているわけだ。

画像: ウェッジは小規模メーカー「アクシスゴルフ」の「Z1ウェッジ」を使用。バックフェースの全面に配されたネジが目を引く(撮影/姉崎正)

ウェッジは小規模メーカー「アクシスゴルフ」の「Z1ウェッジ」を使用。バックフェースの全面に配されたネジが目を引く(撮影/姉崎正)

また、ウェッジに関しても自身の感覚を重視して選んでいる。アメリカのような距離が長く、タフなコースセッティングでは、“寄せ”が生命線となることが多い。フリー契約という立場の利点を存分に生かし、自分に合ったクラブを改めて見直している横峯。悲願の米ツアー初優勝へ向け、新たな挑戦はまだ始まったばかりだ。

【横峯さくらの14本】
1W:ピン G400 LST(8.5度、TRPXエアー、硬さ:SR)
3W・5W:ピン G400(14.5度、TRPXエアー、硬さ:SR)
4UT:ピン G400 ハイブリッド(22度、TRPXエアー、硬さ:SR)
5I~PW:テーラーメイド M5 アイアン(ダイナミックゴールド、硬さ:S)
AW、SW:アクシスゴルフ Z1 ウェッジ(48度、52度、58度、ダイナミックゴールドツアーイシュー、硬さ:S)
PUTTER:アクシスゴルフ ツアーパター
BALL:タイトリスト プロV1

さらに詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト4/2号「pro's spec」をチェック!

撮影/岡沢裕行

画像: 新"RS”シリーズがついに出た!プロ二人が徹底試打!果たしてその実力は? youtu.be

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