1986年生まれ、熊本県出身の上田桃子(うえだ・ももこ)。2007年、年間5勝で史上最年少の21歳156日で賞金女王に。今季もTポイント×ENEOSゴルフトーナメントで2年ぶりに優勝。健在ぶりを示した。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

どれだけ数字がよくても打感や顔が合わないと使えない

Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントで2年ぶりの優勝を果たした上田桃子。シーズン序盤での優勝に確かな手ごたえを感じている。そんな彼女は、ギアに関しては職人気質な部分があり、よほどのことがなければ替えないことで有名だ。

実際、昨年のセッティングから替わったのはパターのシャフトのみ。エースパターとして使用していたオデッセイの『ホワイトライズiX #1 SH』のシャフトを新しいタイプに変更しただけ。

「ギアのこだわりは打感と顔です。どれだけ数字がよくても打感や顔が合わないと感じたら使えません」

ドライバーやフェアウェイウッドは、昨年と比べ「ボールが変なねじれ方をしなくなりました」と話す。昨年は左へのミスに度々悩まされて、ショットの練習に時間を費やしたことにストレスを感じていた。それが今年は解消され、自身がもっとも大事だと考えるショートゲームに時間を使えていることも、精神的な余裕を生み出している大きな要因だ。

画像: ドライバーは昨年から使用を続ける「キャロウェイ エピック」。一発の飛距離より、安定した飛びを求めている。弾道の高低もコントロールしやすく、操作性も優れているのがお気に入りの理由。

ドライバーは昨年から使用を続ける「キャロウェイ エピック」。一発の飛距離より、安定した飛びを求めている。弾道の高低もコントロールしやすく、操作性も優れているのがお気に入りの理由。

グリーン周りでの調整を最も重要視する上田だからこそ、パターのシャフトを替えたのは、実はかなりの大ごと。新調したシャフトは2月に発売されたオデッセイの新モデル『ストロークラボ』に装着されていた純正モデル。カーボンとスチールの複合素材で、初めて試したときから好感触だったという。ギアの細部への自信も深まり、今度は2年ぶりの年間複数勝利を目指す。

画像: 上田桃子の14本

上田桃子の14本

【上田桃子の14本】
1W:キャロウェイ エピック(9.5度、PT-6、硬さSR)
3W・5W:キャロウェイ Xホット プロ(15度・19度、PT-6、硬さSR)
4UT:タイトリスト 816 H1(23度、非公表、硬さ非公表)
UTI:キャロウェイ X フォージドUT(24度、N.Sプロ 950、硬さSR)
6 I~PW:キャロウェイAPEXアイアン(N.Sプロ 950、硬さSR)
ウェッジ:Xフォージド ウェッジ ミルキークロム(50・54度、N.Sプロ 950、硬さSR)
キャロウェイ マックダディ フォージド(60度、N.Sプロ 950、硬さSR)
PUTTER:オデッセイ ホワイトライズ ix #1 SH
BALL:キャロウェイ クロムソフト X

撮影/岡沢裕行

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画像: マキロイみたいにピタッと止まるフィニッシュの取り方~HARADAGOLFで上手くなる~ youtu.be

マキロイみたいにピタッと止まるフィニッシュの取り方~HARADAGOLFで上手くなる~

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