パー4で2オンに成功し、残り5メートルと絶好のバーディチャンス! マークをした後、ラインを読もうと移動したところ、うっかり自分のマーカーを蹴って動かしてしまった。この場合、どのように処置すればいいんだっけ?
画像: 「よし、バーディチャンス!」

「よし、バーディチャンス!」

パー4で、見事2オンに成功! 「やったー! カップまで5メートルの絶好の位置につけることができたわ。このホール、絶対にバーディ獲るわよ~」

画像: 「一応、反対からも見ておこうかな!」

「一応、反対からも見ておこうかな!」

「このライン、多分軽めのスライスだとは思うけど……。ここは慎重に打っておきたいから、念のため反対からもちゃんと読んでみようっと」

画像: 「あっ」ピーーーン!!

「あっ」ピーーーン!!

「いっけない! 反対側へ行くことばかりに気を取られ、足元を見ていなかったわ。どうしよう、自分のマーカーをうっかり踏んで動かしてしまったみたい……」

画像: 「いま、蹴ったでしょ?」「い、いや。えーと……」

「いま、蹴ったでしょ?」「い、いや。えーと……」

グリーン上で自分のマーカーをうっかり動かしたら?

パー4で2オンに成功し、残り5メートルのバーディチャンス。ラインは軽いスライスに見えたが、念のため反対側からも読んでおこうと動き出したところ、うっかり自分のマーカーを蹴って動かしてしまう。さて、この場合どのように処置すればいいのか?

  • 1打罰で元の位置に戻す
  • 1打罰で動いた位置からプレー
  • 無罰で元の位置に戻す
  • 無罰で動いた位置からプレー
  • 1打罰で元の位置に戻す
    19
    621
  • 1打罰で動いた位置からプレー
    7
    233
  • 無罰で元の位置に戻す
    68
    2174
  • 無罰で動いた位置からプレー
    5
    161

正解は、「無罰で元に戻す」。旧ルールでは、球の拾い上げやリプレースしようとしているときを除き、ボールマーカーを動かした場合は1打罰が科せられた。新ルールではプレーヤーがボールマーカーを動かしても、偶然であれば罰はない。その際、ボールマーカーは元の位置に戻す必要がある(規則13-1d)。※同規則は2017年からローカルルールとして存在していた。

週刊ゴルフダイジェスト4/30号「ゴルルと新ルール」より(監修・小山混、撮影・増田保雄)

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