思い立ったら即実行! パターを替えることにまったく不安はなかった
3月のアクサレディスでツアー初優勝を飾った河本結。試合直前までパターを新しいものに替えるかどうかを迷っていたが、開幕時とは違うタイプを投入。その結果、見事優勝を手繰り寄せた。河本は、パターを替えることにまったく不安はなかったと言い切る。
「普段は順手で握っているんですが、パッティングのスコアを少しでも上げたいと考えた結果、スタイルも変えてみようと。それで新しくグリップを極太、握りもクロスハンドにしたんです。パター自体のフィーリングはよかったんですが、順手とクロスハンドでは握る感覚が変わるので、それだけが心配でした」
最終的にキャディをした弟の意見も参考にして、初日から投入する決断をし、奏功した。また、ドライバーもローグからエピックフラッシュサブゼロに。
「飛距離は20ヤード伸びたのですが、自分のスウィングの状態があまりよくなく、球が吹き上がる感じのときもありました。それでローグに戻したこともあったので、今後も自分の状態に合わせ、ドライバーは替えていくと思います」
ひとつのことに固執するのではなく、その時の状態に合わせて柔軟に対応する。若さゆえの決断力なのかもしれないが、それを躊躇せず即実行できるところに河本の強さの秘訣がある。
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撮影/大澤進二
【河本結の14本】
1W:キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ(8.5度、スピーダー569 エボリューションⅣ)
3W・5W:キャロウェイ ローグスター(15度・18度、スピーダー569エボリューションⅣ)
4UT:キャロウェイ XR ユーティリティー(22度、MCH70)
5I~PW:キャロウェイ X フォージド アイアン(N.Sプロ 850GH)
AW・SW:マックダディ フォージド ウェッジ(48・52・58度、N.Sプロ 950GH)
PUTTER:オデッセイ トゥーロンパター アトランタ(写真はオーワークス #7s)