「フィーリングがすごくいい！」小学生以来の“ミズノ”のアイアン
5月19日に行われたほけんの窓口レディースで今季初勝利、ツアー通算4勝目を飾ったイ・ミニョン。今季はこれで、出場9試合で6度のトップ10入りと抜群の安定感を発揮している。
好調の原動力はショットの正確性だ。契約フリーとなった今季から、新たにミズノのJPX919アイアンを投入している。
「打感が“モチモチ”でフィーリングがすごくいいです。昔から柔らかい打感が好きで、ミズノのアイアンは小学校のころに使っていたんですが、いい印象の記憶が残っていました。韓国の友人のプロから薦められて、また今年から使うことを決めたんです」
女子プロのなかでは珍しく4番から入れていることからも、彼女がアイアンを得意としていることがわかる。「モチモチ」とは彼女特有の表現だが、フェース面にボールが乗る感覚が他のアイアンとは別格だと話す。
ボールがフェースに乗る感覚で球を操れる。アイアン「ミズノ JPX919 ツアー」（4I～PW）
アイアン以外に変わったのはドライバーだが、シャフトは替えずヘッドだけを新しくした。ショットのフィーリングには「これがベストです」と自身も手ごたえを口にしているだけに、中盤戦の中心選手になることは間違いない。
※コースによって5Wと3UTを使い分ける
【イ・ミニョンの14本】
1Ｗ：テーラーメイド M5（9.5度、ディアマナ BF50）
3・5W：テーラーメイド M2 ツアー（13.5度・18度、ディアマナ BF50）
3UT：テーラーメイド RSi UDI（20度、NSプロ 950GH）
4I～PW：ミズノ JPX919 ツアー（NSプロ 950GH）
AW、SW：タイトリスト ボーケイSM7（48・42・58度、NSプロ 950GH)
PUTTER：スコッティキャメロン ニューポート2 プロトタイプ
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撮影/大澤進二
