パー3のティショットはあわやホールインワンというミラクルな一打に。タップインしようとしたが、ピンに当たって弾かれるのが嫌だったので、ピンを左手で押し、カップの入り口を広くして打つことにした。しかしそれを見た同伴者から、物言いが……!
パー3のティショット。渾身の一打は、あわやホールインワンというミラクルショットに! 「すご~い! もう少しで入りそうだったわね」「やった~!!」
「あとほんのひと転がりってところだったわね。惜しいっ!」「それでも、こんなショットを打ったのははじめてなので、うれしいです!」
「せっかくの大事な一打だもの。このままタップインして、ピンに弾かれたりしたらイヤだから、ちょっと傾けて入り口を広くして打とうっと」
パットするときに、旗竿を手で傾けることは認められる?
パー3で放ったボールはあわやホールインワンのスーパーショット。タップインしようとしたが、ピンに当たって弾かれるのがイヤだったため、ピンを左手で押し、カップの入り口を広くして打つことに。それを見た同伴者が、慌てて止めに入ったのだが……。
正解は「認められない」。新ルールでは、グリーン上から打った球がホールに立った旗竿に当たっても罰はないが、ストロークを行う前に旗竿をホールに残しておくのかを決定しなければならない。旗竿を残す場合、旗竿をホールの中心以外の位置に故意に動かして利益を得ようとしてはならない。その状態で球が旗竿に当たった場合、2打罰となる(規則13-2a)
週刊ゴルフダイジェスト6/25号「ゴルルと新ルール。」より(監修・小山混、撮影・Tomoya Nomura)