ベストスコア「78」の腕前を持つお笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣。だが、最近はラウンドも月イチが精一杯で、スコアも100を切るのが精一杯。そんな柴田が、再びかつてのゴルフ力を取り戻すべく、美女プロゴルファーとして名を馳せる小澤美奈瀬に弟子入り! 手始めに「手打ちを直してターフが取れるアイアンショット」を教えてもらった。

「手打ち」を直してしっかりターフを取りたい! どうすれば?

小澤:みなさん、こんにちは! USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬です。今回は特別に生徒さんをお招きしました~ぁ!

柴田」ご無沙汰しております先生。以前、お世話になりまして(編集注:2017年放送のTV番組で共演)。

小澤:柴田さんの頭のサイズが54センチしかなかったっていうのが、すっごく印象に残ってて! 帽子は何処で買われるんですか?

柴田:もちろんキッズサイズを売っている所です、って、それってゴルフと関係ないでしょ。

小澤:最近、調子はどうですか?

柴田:あまりやっていなくて……今年からまた始めたんですが、フォームもバラバラですし、以前どういう風に振っていたかも思い出せないんですよね。

小澤:それで今は、どんなお悩みが?

柴田:山ほどあるんですが、一番の悩みは、アイアンの「手打ち」で、ターフが取れないんです。だからスピンもあまりかからないしで、ポコーンという球が出やすいんですよね。

小澤:じゃあさっそくスウィングを見せてください。

小澤:いいじゃないですか。体重移動とかもしっかりできてそうですけどね…。

柴田:「できてそう」とか、そんな雰囲気で言われてもね。

小澤:えへへ。ただ一つ押さえておいて欲しい大事なポイントとして、「素振りでも地面をしっかり擦っていく」ということをやってもらいたいんです。素振りで地面を擦らないというのは、トップをするリハーサルをしているようなもの。だから、素振りの段階から下を擦っていけるとイイと思います。

柴田:なるほど。下を擦る素振りですね。やってみます(と、素振り。シュッ! とマットを擦る音が響く)。

画像: 地面を擦る意識で振ると、しっかりターフが取れそうなスウィングに

地面を擦る意識で振ると、しっかりターフが取れそうなスウィングに

小澤:いいですね〜。体の真ん中よりも少し左側をヘッドで擦れているのでダウンブローにヘッドが入ってきている証拠です。何でターフが取れないんでしょうね。

柴田:実際にボールを打つ時になると、なんかダフっちゃうイメージがあるんですよね。

小澤:じゃあここで一つおススメのドリルをご紹介したいと思います。

柴田:お願いします。

画像: 用意するのはティペグ2つだけ

用意するのはティペグ2つだけ

小澤:まず普通のボールに対して構えてください。そしてボールの30~50センチ先に手の平一つ分くらいの間隔に2つティペグを置きます。そしてこの2つのティペグの間をボールが通って飛んでいくイメージで振っていきましょう。そうするとヘッドはボールの先、30センチくらいは真っすぐに出して行く感じになりますから、ヘッドが低く入ってくるのでダウンブローにも打てますしターフを取っていけるスウィングになると思います。

画像: 飛球線方向にティペグを置き、その間にボールを通すように振ってみよう

飛球線方向にティペグを置き、その間にボールを通すように振ってみよう

柴田:へ〜、やってみます。でも、うーん、前にヘッドを出すイメージが難しいなぁ……。

小澤:ボールの赤道の真ん中くらいからクラブが入っていき、そのまま最下点がボール一個分だけ先にくるようなイメージで、低く前にリリースしてみてください。

柴田:低く、前にね……(と、バシッ! という当たりが)。

画像: 厚い打音がスタジオに響く。ボールもしっかりティペグの間を飛んでいた

厚い打音がスタジオに響く。ボールもしっかりティペグの間を飛んでいた

小澤:お、完璧! 今、当たった感じが凄く厚くなかったですか?

柴田:厚かったです。しっかり当たりました。

小澤:ね! すごく良かったですよ。低い所にターゲットイメージが一つあると、ヘッドがすぐに持ち上がったりしないので、しっかりターフが取っていけます。

柴田:なるほど! よし、じゃあもう1回……あ〜、ダフった。これが出ちゃうんですよ、実際のコースでは。

小澤:では、少しだけ腕のローテーションを入れましょうか。ティペグの間にボールを通そうという意識が高くなりすぎると、今度はヘッドを真っすぐに出そうとしてローテーションを使わないスウィングになってしまい、そうなるとリリースが早くなったりしてダフリやすくなるんですね。少しローテーションをいれることでヘッドが走ってくれると思いますよ!

画像: 腕のローテーションでフェースを返していけば、ヘッドが走ってくれるのでダフリもなくなる

腕のローテーションでフェースを返していけば、ヘッドが走ってくれるのでダフリもなくなる

柴田:なるほどね。じゃあやってみます。(バシッツ!)

小澤:完璧!

柴田:やっぱり、先生が良いからだな。アザーっす! いやぁ~、それにしてもわかりやすかった。遠くの目標物ではなく、近くの何かを意識してそこにボールとヘッドを通していくということですね。

小澤:柴田さん……“ボウリング”ってやったことありますか?

柴田:ナメンナヨ(笑)。ありますよ、そりゃ。

小澤:ボウリングって三角の目印のスパットが手前にあって、それを通していくイメージで投げるとピンに真っすぐに行きますよね。ゴルフもターゲットが遠いので、近くの地面や空中にスパッとを見つけて、そこを通すイメージで振るといいですよ。

柴田:いろいろ勉強になりました。ありがとうございます!

協力/ヒルズゴルフアカデミー 衣装協力/ブリヂストンゴルフ

画像: 【アンタッチャブル柴田、レッスンを受ける!#1】ターフが取れるアイアンショットの打ち方~小澤美奈瀬プロ~ www.youtube.com

【アンタッチャブル柴田、レッスンを受ける!#1】ターフが取れるアイアンショットの打ち方~小澤美奈瀬プロ~

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