クラブフィッティングが進化して、14本すべてのクラブにおいてフィッティングができるようになっているが、ヘッドにはこだわっても意外とシャフトにまで目が向かないのがウェッジ。「コントロールショットが多いウェッジこそシャフトにもこだわるべき」と話すのは業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人。ギアオタク流のウェッジシャフト選びとは!?
ウェッジのシャフトにこだわってますか？
みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。今日はお客様からご相談されることの多いウェッジのお話をしたいと思います。ウェッジのご相談で最も多いのがどんなヘッドが自分に合うのかという内容。
ヘッドは気にする人が多いがシャフトは？(撮影／有原裕晶)
私はボール位置やスウィングの傾向、使用しているアイアンなどの情報を元にオススメのヘッドを決めています。バウンス角は、打ち方とウェッジに何を求めるかなどで変わってきますね。ロフト角も同様で今お使いのアイアンの一番短い番手との距離差やフルショットで何ヤード打ちたいのかなどをお聞きし、お客様によってそれぞれ最適と思われる数値をご提案しています。
個人的に意外と少ないなと思うのがウェッジのシャフトの相談です。ウェッジは一番コントロールショットが多いクラブですので大きなミスを減らすためにもシャフトまでこだわったほうが良いと思っています。そんなに振り心地なんてわからない。とくに気にしないという方であれば、アイアンと同じモデルにすると良いですね。
