アイアンは8番までは楽に飛ばし、9番とPWで距離感を出す
レギュラーツアー定着の期待がかかる中里光之介。今季はウッド、アイアンともに、昨シーズンとはセッティングを替えて臨んでいる。
「ドライバーの『エピック・フラッシュ サブゼロ』はヘッドが前の『ローグ』に比べてシャープで構えやすい。構えたときに球がつかまるイメージが出るので、楽に振っていけますね」
アイアンは昨年10月から「ローグ プロ」を使用している。
「アイアンはスピンで止めるイメージだったのですが、高さで止めるように変えたいと思っていました。そこで『ローグ』を試してみたら、やさしく飛ぶし、高さも出て、止まるので替えました。9番にもう1本『APEX MBアイアン』が入っているのは、『ローグ』はロフトが立っているので、9番とPWのロフトがかなり空いてしまうから。『APEX MB』の9番とPWにすることで、飛距離の階段を整えているんです。8番までは楽に飛ばして、9番とPWは距離感がしっかり出せるクラブという組み合わせで、アイアンが安心して打てていますね」
今年の目標は「まずレギュラーツアーで安定した結果を残してシード獲得。初優勝? そんなに甘くはないですよ(笑)」。セッティングにもメリハリをつけ、目標に堅実にアプローチしていく。
週刊ゴルフダイジェスト7/16号「pro's spec」より。撮影/西本正明
【中里光之介の14本】
1W:キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ ダブルダイヤモンド(9度、スピーダーエボリューション757 TR、硬さX)
3W:キャロウェイ エピック フラッシュ(15度、スピーダーエボリューション 757 TR、硬さX)
2UT:キャロウェイ エピック(18度、ツアーAD HY-65、硬さX)
5I~9I:キャロウェイ ローグ プロ(NSプロ プロトタイプ、硬さX)
9I・PW:キャロウェイ APEX MBアイアン(NSプロ プロトタイプ、硬さX)
AW・SW・LW:キャロウェイ マックダディ フォージド(52度・56度・60度、NSプロ プロトタイプ、硬さX)
PUTTER:オデッセイ ワークス マークスマン ファング タンク