見た目のカッコ良さより、やさしさにこだわるようになりました!
6月のリゾートトラストレディスで悲願の初優勝を遂げた原英莉花。プロ2年目の今年、「見た目のカッコよさではなく、やさしさにこだわるようになりました」と、クラブ選びは“安定感”がキーワードだ。
ドライバー、アイアンとも今季から一新。ドライバーの「ミズノプロ モデルE」は、優勝したリゾートトラストレディスからシャフトを「テンセイ 50」に差し替え、一気に感触が良くなった。
「私は、シャフトがあまりしならないスウィングなんです。シャフトに仕事をさせるよりも、自分のスウィングをしっかりすることが大事。だから、シャフトはあまり暴れないものがいいんです。『テンセイ』は叩いて、振りに行っても、余計な動きをしないので、理想の感覚を再現してくれました」
アイアンも「ミズノMP-55 」から「ミズノプロ 918」にチェンジ。
「今年からアイアンのヘッドを大きいものに替えました。ショットにキレが出たと実感しています。昨年までの『MP-55』は音も良く、見た目のカッコ良さもありましたが、ロングアイアンになると距離が一定しない難しさもありました。今はどの番手でも、ショートアイアンのような感覚で打てて精度が上がりました」
見た目の華やかさではなく、今の自分の100%を引き出してくれるクラブ選びで、待望の今季2勝目を狙っている。
週刊ゴルフダイジェスト8/20・27合併号「pro's spec」より。撮影/加藤晶
【原英莉花の14本】
1W:ミズノプロ モデルE(8.5度、テンセイ 50、硬さ/S)
3W・5W:ミズノプロ(14度・16度、テンセイ 60・テンセイ 70、硬さ/S)
3UT:ミズノGX(19度、MCH 80、硬さ/S)
4I~PW:ミズノプロ918(オリジナルシャフト プロトタイプ、硬さ/S)
AW・SW:マスダゴルフジャンボウェッジ(51度・59度、NSプロ プロトタイプ、硬さ/S)
PUTTER:オデッセイ EXO SEVEN MINI