前の組がなかなかホールアウトしないため、セカンドショットまで暇を持て余していた。そこで落ちていた松ぼっくりを打ったところ、同伴者から「練習ストロークにあたるため、2打罰」と指摘されてしまった!
セカンド地点。前の組がどうやらグリーンに手こずっているのか、なかなか空かない模様……。「う~ん、まだかしらね~」
「たいした待ち時間じゃないはずなんだけど、なんだかリズムが狂ってきちゃうな~。あら? こんなところに松ぼっくりがあるじゃない」
「まだ時間があるし……。そうだ! この松ぼっくり打ってみようっと。時間つぶしにいいじゃない♪」パシューン!
セカンドショットを待つ間、松ぼっくりを打ったらどうなる?
セカンド地点では、グリーン周りが難しいのか前の組がなかなかホールアウトしない。暇を持て余したので、落ちていた松ぼっくりを打って待つことにした。しかしそれを見た同伴者から、それが「練習ストローク」にあたるとし、ペナルティの指摘をされてしまった。
正解は、「罰なし」。旧ルールでも練習ストロークは禁止されていたが、松かさなどの自然物を打つことの可否は明確な言及がなかった。新ルールでは、練習として「ゴルフボールと同様のサイズの他の種類の球を打つこと」は禁止とする一方で、「ティや自然物(石や松ぼっくり)を打つことは練習ストロークではない」と明記された(規則5-5a/オフィシャルガイド)
週刊ゴルフダイジェスト8/20・27合併号「ゴルルと新ルール。」(監修・小山混、撮影・増田保雄)