目一杯体を動かし、大きなトップを作ってインパクト! なのに飛ばない「……という人はクラブがドンドン減速しながらインパクトに向かっているんです」と指摘するのはUSLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬。インパクトにMAXパワーを出力する方法を教えてもらった! 

大きく振り上げるとかえってゆるんで飛ばせない

みなさんこんにちは、USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬です。暑い夏の練習は、無駄に汗をかきたくないですよね。でも練習場を見ていると、クラブを大きく振り上げてブンブン振り回して、エネルギーの無駄遣いをしている人が多くいます。こんなに暑いのに、もーっと暑くなっちゃいますよ~。

そんなエネルギー浪費型のスウィングをしている人たちに、小さな振り幅で最大限のパワーを出していける省エネの「出力最大ドリル」を紹介したいと思いま~す。ショットの練習に入る前に、まずは夏ですから涼しい室内でやれるパッティングバージョンからやっていきましょう。

画像: 飛ばしに必要なのは体幹の安定ですよ!

飛ばしに必要なのは体幹の安定ですよ!

パットで距離感が合わないなぁ~と言う人は、バックスウィングを大きく上げ、ダウンからインパクトでストロークのスピードを減速して距離を合わせていく、いわゆる「ゆるむ」打ち方をする人が多いんです。こういう打ち方をしていると、ショートパットならなんとかごまかせても、10メートルとかのロングパットになってくると、とんでもない大ショートになるなど、距離感が合いづらくなってきます。

そんな人におススメなのが、このドリルです。

距離はまず、3メートルから始めます。どうでしょうか、通常ならこの距離だったらどれくらいの振り幅で打ちますか? スタンスが肩幅くらいだとしたら、バックスウィングで右足の外側に数10センチほどはみ出してヘッドが上がるくらいでしょうか。

まずは、そのバックスウィングの振り幅を半分くらいにしてみましょう。そうですね、右足の内側でヘッドを止めるくらいのバックスウィングになりますかね。

エ~ッ、こんなに小さいの⁉ って思いますよね。でも大丈夫です。小さなバックスウィングからでも、ダウンスウィングからインパクトで加速感を持ったストロークができるようになれば、しっかりと距離を出すことができますよ。

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