1997年生まれ、宮崎県出身の脇元華(わきもと・はな)。2016年プロテストに合格、今季は3月のアクサレディスで4位タイに。8月18日現座、賞金ランキング38位。初優勝&賞金シード入りを目指す。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

クラブに求めるのは「構えやすさ」

今季、出場22試合で19試合に予選通過と安定感を見せている脇元華。そんな彼女のクラブ選びは「ドライバーもアイアンもまずは『構えやすさ』。ヘッドも小ぶりではないものを選ぶようにしています」と話す。

クラブ別では「スリクソンのアイアン」に愛着があるという。

「小さい頃からアイアンはずっとスリクソンで、自分の手にもなぜかその感覚がなじんでいるんです。今年は複数本試して『一番やさしい』と思うものを使おうと決めていて、ポケットキャビティ型の『Z585』にしました。前のモデルから変えても何の違和感もなく使えています」

画像: 打感がよく芯も広いお気に入りのアイアン。「スリクソン Z585」

打感がよく芯も広いお気に入りのアイアン。「スリクソン Z585」

一方でウッド系のクラブに求めるのは球の強さ。

「強く叩くまではいかなくても、弾くような感覚で打ちたいです」とフェアウェイウッドのテーラーメイド「M6」は、お気に入りだ。

「真っすぐ構えられて、打感もいい。低く強い弾道で出てくれます」とパー5や長いパー4で武器になっている。

ここまで1ラウンドあたりの平均ストロークは72.0169で全体の27位。「ショットがもっと噛み合えば、もう少し伸ばせると思っています」。

目標の「初優勝」に向け、ウッド、アイアンともにさらに磨きをかけていく。(成績はいずれも8月18日現在)

画像: クラブに求めるのは「構えやすさ」

【脇元華の14本】
1W:ゼクシオ テン(8.5度、スピーダー エボリューション 569、硬さ:S)
3W・5W:テーラーメイド M6(15度・18度、スピーダー エボリューション 569、硬さ:S)
4UT・5UT:テーラーメイド GAPR(22度・25度、MCI 60、硬さ:S)
6I~PW:スリクソン Z585(MCI 80、硬さ:S)
AW・SW:フォーティーン RM-22(47度・52度・58度、MCI 80、硬さ:S)
PUTTER:スコッティキャメロン セレクト スクエアバック2014

週刊ゴルフダイジェスト9/3号「pro's spec」より。

撮影/加藤晶

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