1998年生まれ、兵庫県出身の淺井咲希(あさい・さき)。QTランキング2位、リランキング15位でツアーに参戦中。安定した成績を残し続け、「CATレディース」で初優勝を勝ち取った黄金世代のひとりだ。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

「とにかく飛ぶ」を探していたら「エボVI」にたどり着いた

CATレディースで念願の初優勝を果たした淺井咲希。実はセンチュリー21レディスからトップ20を外していない(8月28日現在)。安定した成績を残せている要因は「ドライバーのシャフトを替えたこと」と本人は言い切る。

「シーズン中盤になって、体に疲れが溜まって、振れなくなってきました。ヘッドが走らず、飛距離が落ちてしまったんです。そこで、ヘッドが走るシャフトを探していたら“エボリューションVI”がめちゃくちゃしっくりきたんです。振れていたときよりも飛距離が伸びたように感じています。ヘッドが走ると、球が自然につかまるので、強い弾道で飛ばすことができるようになりました」

画像: サマンサタバサレディスから1Wのシャフトを「スピーダー エボリューションVI 569」に変更。感触がよかったため、その後FWのシャフトも「エボVI」に替えた

サマンサタバサレディスから1Wのシャフトを「スピーダー エボリューションVI 569」に変更。感触がよかったため、その後FWのシャフトも「エボVI」に替えた

淺井がクラブに求めることは実にはっきりしている。とにかく“飛ぶ”ことだ。

「私は、ポンと置いたときにスッと真っすぐ構えられるクラブが好きです。クラブを選ぶ基準はそこからスタートするのですが、あとはもう結果。そこをクリアできれば、とにかく飛ぶものがいい。飛距離は大きなアドバンテージになることは間違いないです。同年代の子がたくさん活躍しているので、私も追いつけるように頑張りたい」

画像: ドライバーは「Z785」をチョイス。「構えたとおりの球が出てくれるので、イメージと実際の弾道がマッチしてくれます」

ドライバーは「Z785」をチョイス。「構えたとおりの球が出てくれるので、イメージと実際の弾道がマッチしてくれます」

淺井は渋野や勝、小祝などと同じ“黄金世代”のひとり。まわりの活躍を素直に喜びながらも刺激を受けていることは間違いない。飛距離を武器に、2勝目を目指す。

【淺井咲希の14本】
1W:スリクソン Z785(9.5度、スピーダー エボリューションVI 569、硬さ:S)
3W・5W:ピン G410(14.5度・17.5度、スピーダー エボリューションVI 569、硬さ:S)
4UT・5UT:スリクソン Z H65(22度・25度、MCH、硬さ:S)
6I~PW:スリクソン Z585(NS850、硬さ:S)
AW:クリーブランド RTX4フォージド(50度・52度、NS950、硬さ:S)
SW:クリーブランド RTX(58度、NS950、硬さ:S)
PUTTER:テーラーメイド スパイダーX

週刊ゴルフダイジェスト9/10号「pro's spec」より。撮影/大澤進二

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