ピンを立てたままパットを打ったところ、ボールはピンに寄りかかるようにして止まってしまった。次に打つ同伴者のために抜こうとしたが、このままではボールがカップを飛び出してしまうことに気がついた。こんな時、どうすればいいの?
画像: 「よし! ラインに乗ったわ♪」

「よし! ラインに乗ったわ♪」

慎重に打ったバーディパット。「よし、読み通り。ラインに乗ったわ! このまま入れー!!!」

画像: ガシャン!

ガシャン! 

「あ~、惜しい! ボールがピンに寄りかかって止まっちゃった。あと1パットね。あ、でも次、打つわよね? あなたはパットの時にピンを抜く派だから……」

画像: サッ! 「あ! ボールが飛び出しちゃった!!」

サッ! 「あ! ボールが飛び出しちゃった!!」

同伴者が次に打つパットのためにピンを抜いたところ、一部はカップのフチより下にある状態でピンに寄りかかっていたボールが、勢いで飛び出してしまった! 「やだ、ボールが……!! これってどうしたらいいんだっけ??」

画像: 「カップインでいいんじゃない?」「カップのフチにプレースよね……?」

「カップインでいいんじゃない?」「カップのフチにプレースよね……?」

ボールの一部がカップのフチより下にある状態で止まっていたが、ピンを抜いたらボールが飛び出した!

ピンを立てたままパットしたところ、ラインに乗ってピンに当たり、寄りかかるようにして止まった。次に打つ同伴者のために、ピンを抜いてあげようとしたが、抜くときにボールがカップから飛び出してしまった。この場合、どう処置すればいい?

  • カップインしていたので、ホールアウトが認められる
  • 罰なしでカップのフチにプレースしなければならない
  • カップインしていたので、ホールアウトが認められる
    79
    1885
  • 罰なしでカップのフチにプレースしなければならない
    21
    510

正解は、「ホールアウトが認められる」。旧ルールでは、球が旗竿に寄りかかりホールに完全にはいっていない状態で球が動かされた場合、ホールインは認められず、罰なしにホールのフチにプレースしなければならなかった。新ルールでは、球の一部でもグリーン面より下にあればホールインとして扱われ、今回のようにその後に球が動いてもホールアウトが認められる(規則13-2c)。

週刊ゴルフダイジェスト9/24号「ゴルルと新ルール。」より。監修・小山混、撮影・増田保雄

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