買った理由は「タイガーが好きだから」憧れの人と同じクラブにワクワクする！
男子プロのなかでもクラブ好きとして有名な中西直人。彼は、タイガー・ウッズモデルのアイアンを自腹で購入し、それを試合でも使用している。なぜ使うかと聞くと、「タイガーが好きだから」と即答。そんな中西のクラブ選びのこだわりは、どこにあるのか。
「自分が打っていて、楽しいと思えるクラブでないとダメなんです。僕はタイガーが好きで、『タイガーと同じクラブを使いたい！』とずっと思っていました。これってアマチュアの方もあると思うんです。応援しているプロが使っているクラブを使ってみたいとか、その気持ちと同じだと思います。憧れの人と同じクラブを使っているってなんだかワクワクしませんか？ そこが僕のクラブ選びの第一条件ですかね」（中西）
自腹で購入した“タイガーモデル”。アイアン「テーラーメイド P7TW」
とはいっても、そのなかでも外せない項目も当然ある。
「自分にとって、“ラク”なことです。僕が考えている“ラク”とは、イメージと実際の弾道が合っていること。高さと距離がマッチしていることがとても重要になってきます。だから、一般的にはやさしいと言われているキャビティタイプのアイアンは、イメージよりも飛び過ぎてしまうので、僕にとっては“難しい”クラブなんです」
独特の感性でクラブを選んでいるように感じるが、弾道計測器でつねにキャリーを確認しながら緻密に取り組んでいる。憧れのタイガーのアイアンを武器に、ツアー初優勝を目指す。
週刊ゴルフダイジェスト10/8号「pro's spec」より。撮影/大澤信二
【中西直人の14本】
1W：テーラーメイド M6（10.5度、スピーダー757 TR、硬さ：X）
3W：テーラーメイド M2 ツアー（15度、スピーダー757 TR、硬さ：X）
3I：テーラーメイド P790（19度、MCI 110、硬さ：X100）
3I～9I：テーラーメイド P7TW（DG ツアーイシュー、硬さ：X100）
AW：ボーケイ SM7（47度・53度、DGツアーイシュー、硬さ：X100）
SW：ボーケイ ツアープロト（62度、DGツアーイシュー、硬さX100）
PUTTER：スコッティキャメロン GOLO5 プロト
