「振った感覚と弾道がピタッと一致。もう手放せません！」これと決めたらなかなか変えない時松隆光のクラブセッティング

2019-10-03

1993年生まれ、福岡県出身の時松隆光（ときまつ・りゅうこう）。2016年のダンロップ福島オープンでツアー初優勝。それ以降は毎年勝利を重ねる実力者だそんな彼の選んだ14本のクラブとは？

クラブ選びのこだわりは、とにかく“やさしい”ことが大事！

通算3勝を挙げている時松隆光。ナイキのクラブ事業の撤退後、フリーとなっていたが、ミズノと契約し、今はミズノのクラブを使っている。そんな彼のクラブ選びのこだわりを聞いた・

「僕はとにかく“やさしい”ことが大事です。真っすぐ構えられて、振ったとおりの球が出てくれるクラブがいい。構えた瞬間に、フェースが左を向いていたり、開いて見えたりしたら、それは難しく感じてしまう。だから、スッと構えたときに真っすぐ見えていないとダメなんです。あと、振ったときにイメージしているとおりの出玉が出てくれること。『このくらいで振ればこの高さが出る』と思った音、違う弾道が出てしまうクラブは使えませんね。今使っているミズノのクラブはそのズレがないので、とても気に入っています」

ドライバーに関しては、当然、ある程度飛距離は求めているが、「振った以上の飛距離が出てくれるとそれは難しいですね。ただ、飛距離は“ある程度”でいいです。それよりも、構えた感じや振り心地を重視したいですね』と話す。

画像: 構えた瞬間ナイスショットを予感させるドライバー。「ミズノプロモデルS」（8.5度） — 構えた瞬間ナイスショットを予感させるドライバー。「ミズノプロモデルS」（8.5度）

一度これと決めたら、なかなかクラブを換えることはないと言う時松。今使っているクラブは自身にフィットしていて、よほどいいものがない限り換えるつもりはないと断言する。信頼できるクラブを手に、4年連続優勝を目指す。

週刊ゴルフダイジェスト10/15号「pro's spec」より（撮影/岡沢裕行）

【時松隆光の14本】
1W：ミズノプロモデルS（8.5度、ツアーAD MJ-6、硬さ：X）
3W：キャロウェイエピックフラッシュ（15度、ツアーAD F-65、硬さ：S）
5W：ミズノプロ FW プロト（18度、ツアーAD F-75、硬さ：S）
UT：ミズノ GX UT（21度・23度、ツアーAdD U-95、硬さ：X）
5I～PW：ミズノ MP-66（NSプロプロトタイプ、硬さ：S）
AW・SW：ミズノプロ S18（51度・58度、NSプロプロトタイプ、硬さ：S）
PUTTER：オデッセイプロトタイプ ix #1